英紙The Guardianによると、Free Software Foundationの設立者である Richard Stallmanが「クラウドコンピューティングは馬鹿馬鹿しい」と言っています。
記事を読んでみると、どうもあまり大したことは言っていないようです。 私が読んだ限りで彼の主張を整理してみると、次に集約できます。
- 企業による誇大広告である
- 個人情報を企業に持っていかれてしまう
確かにこの2点は事実でしょう。まぁ、誇大広告である点はこの業界では相変わらずなので、わかっている人にはあまり影響はないと思います。
2点目も現状ではこの傾向があるのは確かです。我々はメールやらファイルシェアリングやら、既にさまざまな情報を外部に依存していますね。 私がWebサーバやメールサーバを自宅で運用し、外部依存したがらない理由もここにあります。まぁ、その代わり出張中に落ちてたりしますが...。
そしてこう続きます。
「Webアプリケーションを使ってコンピュータの制御権を失うのは、プロプライエタリなソフトを使うのと同じくらい良くないことだ。自分自身のコンピュータで、フリーなプログラムを使ってコンピューティングすべきだ」
ああぁ、やっぱり出ましたか。別にFSFの理想に反対するつもりはないんですが、 フリー「でなければいけない」というStallmanの思想には共感できません。 みんながみんなアンタのようなGeekじゃないんだから、 いちいちフリーにしろと言われる筋合いはないと。
ちなみに、最近Dellが「cloud computing」という用語を自社の登録商標にしようとして拒絶されています。なんつーか、浅ましいですねぇ。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!