SSD搭載ハイエンドノートの使い勝手(1)

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  • 更新日:2015/03/08
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仕事で使うためにハイエンドのノートPCを物色していたのですが、本日届きました。

機種はToshiba Portege R600-108というものです。 イギリスモデルです。 日本ではDynabook SS RX2(T9GG)が対応する機種だと思いますが、細かいところはいろいろ違います。

主なスペック

主要スペックは以下のとおりです。

  • CPU: Core 2 Duo SU9400 (1.4GHz)
    RX2はCore 2 Duo SU9300 (1.2GHz)
  • Memory: 3GB(最大5GB)
    RX2は最大3GB
  • SSD: 128GB
  • Display: 12.1" 1,280 x 800 pixels
  • Wireless: 802.11a/g/draft-n, Bluetooth
    RX2は802.11a/b/g/draft-n, Bluetoothはない
  • WWAN: 3G(HSDPA: 7.2Mbps/HSUPA: 2Mbps), GSM/GPRS/EDGE(HSPA/UMTS)
    RX2はCDMA 1x WIN(Max: 2.4Mbps)
  • ExpressCard Slot
    RX2はPCカードスロット
  • USB x 3(うち1つはeSATA portと兼用)
  • 773g
    RX2は最軽量時で858g

太字部分が強調したいポイント。

SSDだ

そう、このマシン、SSDモデルなのです。 今使っているマシンがHDD 80GBで、無理をしなければおおよそ普段使いできるレベルなので、それを越える容量ならいいかなと。

ファ ンは入っているので無音ではないのですが、HDDの動作音はないので非常に静かです。 当たり前ですが、読み書き時はもちろん、HDDだと何もしていなくても時々聞こえるシーク音が全くしません。 アクセスLED(こいつはHDDの形をしています)が点滅するだけです。

軽い!

標準のバッテリは3セルですが、12.1 インチの液晶を搭載して773gという驚異的な軽さです。 外箱を出したときに、「本体入れ忘れたか?」と本気で思ったくらいです。 さらに本体を取り出してびっくり。 バッテリがついていないと思っていたのですが、ついていたのですね。

まぁ、大容量バッテリをつければ重くなるわけですが。 ちなみに、バッテリは3セルと6セルがありますが、両方とも形状は全く同じで重さのみが異なります。 そのため、大容量バッテリを装着したときに本体から変なでっぱりができたりはしません。

リカバリメディアの作成

標 準インストールされているWindows Vista Businessから添付されているWindows XP Professionalにダウングレードして使うのですが、付属しているディスクはWindows XP Professionalのもののみ。 まぁ、Vistaなんて使うことはないかとは思いますが、いきなりXPをインストールしようとしたら「リカバリメディアを作っていないと全データが消える ぞ。将来factory settingに戻したいならリカバリメディアを作っておけ」と脅されました。 なので、最初にリカバリディスクを作っておくことにします。 DVDドライブの内蔵されていないモデルなので、必要なのはUSB接続のDVDライタブルなドライブとDVDメディア(±R/±RWいずれでもok)2 枚。

最初のセットアップを終わらせると、TOSHIBA Recovery Disc Creatorというツールがデスクトップ上にあるので、それを走らせてリカバリデータをDVD-Rに記録します。 DVDドライブを接続し、DVD-Rをセットして"Create"すると、データを記録し始めます。

Verifyはオプション(デフォルトでON)ですが、やっておいた方がいいでしょうね。 結構時間がかかりますが、じっと我慢です。

1枚目を焼き終えると、「Cancelするともう一度だけどいいの? Ok/Cancel」といったような意味のダイアログが出てちょっと混乱しますが、落ち着いて"Ok"して、2枚目のブランクディスクをセットして再度"Create"すれば無事2枚目を作成できます。

XPのインストール

DVDドライブはUSB接続のものを起動時に認識してブートアップできます(BIOSオプションの起動順変更を忘れずに)。

最初に言語、それからリカバリに使うパーティションサイズを聞いてきます。 デフォルトでは1パーティションでリカバリするようです。 私は30GBに設定しました。

設 定を終えると、SSDをフォーマットし、DVDからリカバリファイルをコピーします。 コピーが終了すると、ディスクを取り出せと言われるので取り出すのですが、ここで変なコマンドプロンプトが出た画面のままになります。 でも、しばらく待つと自動的にリブートします。 なんか、微妙な詰めが甘い気が...??

XPのインストール時の設定項目は普通です。 ただ、設定を終わると、TOSHIBAと出た白い画面で初期設定のためにしばらく待たされます。 この待たされるのは初めてVistaで起動したときも同じです。 Vistaでは何度もリブートしたり待たされたりして、ずいぶん時間がかかりました。

また、最初にデスクトップが出た直後も再起動を促されるので、一応再起動します。 再起動が終了すると、ようやく使えるようになります。

さぁ使うぞ

これから環境設定です。 表示をWindows 2000風にしたり、不要なソフトを削除したり...。

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