私の手元には、一部欠けていて、かつ非常に不鮮明ではありますが、PC-6001の回路図があります。 以前はI/O誌の解析記事もあったはずなのですが、残念ながら一部を残して捨ててしまったようです。 手持ちの資料をよく調べてみたところ、いくつか新事実(?)がわかりました。
- 拡張スロットの7ピンに^WAIT信号入力がある。
- 拡張スロットの16ピンに4φ出力(15.9744MHz)がある。
- 本体の回路にはTP(ターミナルピンか)が設けてある場所があり、ここから信号線を取り出すことが可能。
一つ目はSRAM付きSDカードインタフェースを作るときにとても役立ちそうです。 初期ロードの際にCPUを止められます。
2つ目は既にAVRのクロックに活用していますが、PC-6001mkIIでは削除されてしまっているようです。 残念。
3つ目は本体をばらさないといけないですが、見たところピン自体は普通に立っているので、本体自身に手を入れることなく信号を取り出すことができます。
わかっている範囲では、TPは次のとおりです。
- TP1: Z80の^BUSRQ
- TP2: Z80のCLK(3.993600MHz)
- TP3: Z80の^WAIT
- TP4: 電源の-5V
- TP5: 電源のGND
- TP6: CMT OUTのデジタル信号
- TP7: CMTのMOTOR ON
- TP8: Z80の^INT
- TP9: MC6847へのCLK(3.579545MHz)
- TP10: MC6847のY信号
- TP11: CMT INのデジタル信号
- TP12: CN4(RS-232C)へのRESET
- TP13: AY-3-8910のアナログ出力(ABC)をワイヤードORしたもの
- TP14: プリンタコネクタのBUSYを反転させたもの
当たり前かもしれませんが、この情報は無保証です。あしからず。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!