RS-232Cポートの実験

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  • 更新日:2015/02/09
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以前話題にした、RS-232Cポートを使って何か入出力できないもんかといろいろ試しています。

今のところわかったのは、RS-232C用のポートは単純な入出力ポートではない、ということです。

実験は、PS/2キーボードをつないでデータを入力する、ということをしてみました。

I/Oポートが固定(0x80および0x81)で割り当てられていて、データバスが出ているところまではいいのですが、問題は割り込み関係です。

PS/2キーボードからの入力があったら、割り込みをかけてキーバッファに入力をさせる独自ルーチンへ飛ぶようにしたのですが、これがうまく動作しません。 というのも、割り込みラインであるRxRDYはINTではなく8049に接続されているようなのです。

そのため、8049の動作がわからないことには全体の動作が把握できません。

また、本体のBIOSからもイニシャライズ時に入出力を行うため、これらを無視するようにする必要もあります。

8049のROMを読み出すことも不可能ではないのですが、手持ちの部品の関係ですぐには無理そうです。 だいいち、かなり面倒ですし。

なかなか思うようには行かないものですね...。


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