ANA最悪!

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  • 更新日:2010/12/15
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昨日に続いてナンですが。

ANAの上級会員サービス、特にアップグレードポイントの改悪はかなりひどいですね。

名前は変わっていないと思うのですが、ポイントの単位が変わり、それによってかなり損をします。

従来基準では、前年の利用実績に応じて以下のポイントが付与されていました。

  • ブロンズ2ポイント
  • プラチナ6ポイント
  • ダイヤモンド8ポイント
  • ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)2ポイント(他のポイントにも加算される)

利用もシンプルで、以下のようになっていました。

  • 国内線アップグレード1ポイント消費
  • 国際線アップグレード2ポイント消費

これが、次のように変わりました

  • ブロンズ10ポイント(上限12ポイント)
  • プラチナ20ポイント(上限40ポイント)
  • ダイヤモンド40ポイント(上限40なし)
  • ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)(上限8ポイント、他の上級会員は一律4ポイント加算)

上限というのは、各上級基本となるプレミアムポイントを10,000オーバーするごとに2ポイントづつ加算されていき、その上限ということです。 たとえば、65,000プレミアムポイント稼いでプラチナになった人は、20+2ポイントということになります。

で、利用に必要なポイントが以下。

  • 国内線アップグレード4ポイント消費
  • 国際線(アジア/ハワイ)アップグレード(エコノミー→ビジネス)5ポイント消費
  • 国際線(アジア/ハワイ)アップグレード(ビジネス→ファースト)7ポイント消費
  • 国際線(欧米)アップグレード(エコノミー→ビジネス)8ポイント消費
  • 国際線(欧米)アップグレード(ビジネス→ファースト)15ポイント消費

欧州線利用者にとっては、従来ならプラチナ6ポイント、2ポイントで欧州線片道アップグレードできたので、3回分でした。 ところが、今年からはプラチナ20ポイント、欧州線アップグレードは2回分にしかなりません。

私の場合、従来の規定ならプラチナ分で6ポイント+SFCで2ポイント、合計8ポイントで、欧州線ちょうど4回分のアップグレードでした。

ところが今回、プラチナ基本の20ポイント+プレミアムポイント分の4ポイント+SFCで4ポイント、計28ポイントです。 結局3回分にしかなりません。 しかもせっかくSFCに入った分が(国際線アップグレードにおいては)全くの無駄!

条件によっては必ずしも悪くなる場合だけではない(例: 40,000プレミアムポイントでブロンズになった人は国内線アップグレードが2回だったのが3回になる)のですが、私にとっては改悪以外の何物でもありません。

これまでも、ANAは「新サービス」と称して数々の改悪を成し遂げてきました。

  • プレミアムポイントの導入(搭乗回数条件の撤廃で距離の少ない人はいくら乗ってもダメ)
  • 特典航空券の獲得に必要なマイルが距離&シーズン連動化(条件によってはかなりマイルが多く必要)
  • 「ANAご利用券」の電子化(20,000マイルで30,000円分だったのが、12,000マイルで15,000円分にしかならない)
  • マイルをEdyなどへ交換する際の条件悪化(一度にたくさん交換するとレートが悪くなる)

私も長年かかってやっとこさ上級会員になれたのにこれです。 もう、いい加減にして欲しいものです。


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