昨日に続いてナンですが。
ANAの上級会員サービス、特にアップグレードポイントの改悪はかなりひどいですね。
名前は変わっていないと思うのですが、ポイントの単位が変わり、それによってかなり損をします。
従来基準では、前年の利用実績に応じて以下のポイントが付与されていました。
- ブロンズ2ポイント
- プラチナ6ポイント
- ダイヤモンド8ポイント
- ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)2ポイント(他のポイントにも加算される)
利用もシンプルで、以下のようになっていました。
- 国内線アップグレード1ポイント消費
- 国際線アップグレード2ポイント消費
これが、次のように変わりました。
- ブロンズ10ポイント(上限12ポイント)
- プラチナ20ポイント(上限40ポイント)
- ダイヤモンド40ポイント(上限40なし)
- ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)(上限8ポイント、他の上級会員は一律4ポイント加算)
上限というのは、各上級基本となるプレミアムポイントを10,000オーバーするごとに2ポイントづつ加算されていき、その上限ということです。 たとえば、65,000プレミアムポイント稼いでプラチナになった人は、20+2ポイントということになります。
で、利用に必要なポイントが以下。
- 国内線アップグレード4ポイント消費
- 国際線(アジア/ハワイ)アップグレード(エコノミー→ビジネス)5ポイント消費
- 国際線(アジア/ハワイ)アップグレード(ビジネス→ファースト)7ポイント消費
- 国際線(欧米)アップグレード(エコノミー→ビジネス)8ポイント消費
- 国際線(欧米)アップグレード(ビジネス→ファースト)15ポイント消費
欧州線利用者にとっては、従来ならプラチナ6ポイント、2ポイントで欧州線片道アップグレードできたので、3回分でした。 ところが、今年からはプラチナ20ポイント、欧州線アップグレードは2回分にしかなりません。
私の場合、従来の規定ならプラチナ分で6ポイント+SFCで2ポイント、合計8ポイントで、欧州線ちょうど4回分のアップグレードでした。
ところが今回、プラチナ基本の20ポイント+プレミアムポイント分の4ポイント+SFCで4ポイント、計28ポイントです。 結局3回分にしかなりません。 しかもせっかくSFCに入った分が(国際線アップグレードにおいては)全くの無駄!
条件によっては必ずしも悪くなる場合だけではない(例: 40,000プレミアムポイントでブロンズになった人は国内線アップグレードが2回だったのが3回になる)のですが、私にとっては改悪以外の何物でもありません。
これまでも、ANAは「新サービス」と称して数々の改悪を成し遂げてきました。
- プレミアムポイントの導入(搭乗回数条件の撤廃で距離の少ない人はいくら乗ってもダメ)
- 特典航空券の獲得に必要なマイルが距離&シーズン連動化(条件によってはかなりマイルが多く必要)
- 「ANAご利用券」の電子化(20,000マイルで30,000円分だったのが、12,000マイルで15,000円分にしかならない)
- マイルをEdyなどへ交換する際の条件悪化(一度にたくさん交換するとレートが悪くなる)
私も長年かかってやっとこさ上級会員になれたのにこれです。 もう、いい加減にして欲しいものです。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!