韓国のメーカが開発したmBookが発売されるようです。 UMID(Ultra Mobile Internet Device)または3rd generation UMPCと称しているようで、Windows XP homeが動作するデバイスながら、重さは317g。 これまで最軽量級のデバイスは以下のとおり。
- 日本製
- Vaio U (520g~)
- Vaio P (588g~)
- FMV-LOOX U(565g~)
- その他
- Aigo P8860(約300g)
日本製のUMPCは性能は十分ですが、少々重くなります。 これらと比べると圧倒的に軽いことがわかります。
一方Aigoの製品はAtom Z500(800MHz)+512MB RAM+4GB SSDで、基本はLinuxを使います。 画面解像度も800x480なので、少々狭いです。 これに対しmBookはAtom (1.3GHz)+1GB RAM+32GB SSDで、画面解像度も1,024x600(4.8インチ)と、カタログスペック上はWindows XPを使うのに十分な性能を持ちます。
レビューによると、SIMスロットとマイクも備えるので、3G通信も可能です。 他に通信はWi-FiおよびBluetoothを備えます。
キーボードは親指で使うことを前提にしたタイプ。 小さいですが、配列はほぼ標準的で、慣れれば快適に使えそうです。 ポインティングデバイスはタッチスクリーンを装備するので、ペンオペレーションのほうが使いやすいかもしれません。
一方、レビューでは以下が指摘されています。
- Micro SDスロットのカバーの質が悪く壊れやすい (レビューには、むしろ壊しておいたほうがいいとあります)、
- 本体のつくりがやや安っぽく、キーボードがたわんだりする
- 親指で使うにはキーボードのストロークが深い
- タッチスクリーン以外のポインティングデバイスを装備していない。 さらに、スクリーンは回転しないようです
- USBを使うにはアダプタが必要
- 縦方向の画面視認性が悪い
これらは好みもあるので、一概に悪いことばかりではないですが。
バッテリ稼働時間は、Wi-FiでWebブラウズをする使い方の場合、最悪で3.5時間。 通常使用で4時間程度のようです。
本体にはストラップホールが付いています。 付属品はケース、USBとオーディオ用の2つのドングル、スタイラス、及びマニュアルとWindowsのメディアです。 価格はおよそ$500ほどのようです。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!