VirtualBox上でTiny Core Linuxをインストールする
Tiny Core Linuxもバージョン3.6がリリースされ、私も使ってみました。 それほどは変わっていませんが、細かいところが多数改良されているようです。
さて、VirtualBoxで使っている方も多いと思いますが、ホストOSとの共有フォルダを使う方法です。 Tiny Coreでは、tczパッケージでVirtualBox Guest Additionsが提供されているので、基本的にはそれをインストールするだけで使えます。
% tce-load -wi virtualbox-ose-adiitions
ただ、これをインストールすると依存関係でXorgを含めた多数のパッケージがインストールされてしまいます。 Xorgが不要な場合や、私のように カスタマイズしている場合はあまりうまくありません。 そのため、最小のモジュールで使えるようにしてみました。
VirtualBox Guest Additionsを最小化する
まず、Guest Additionsのモジュールのみをインストールします。
% tce-load -wi virtualbox-ose-adiitions-modules-2.6.33.3-tinycore
virtualbox- ose-adiitions-modules-2.6.33.3-tinycore.tczであり、virtualbox-ose-modules- 2.6.33.3-tinycore.tczではないので注意してください。 このtczは、3つのカーネルモジュールをインストールするだけです。
次に、virtualbox-ose-adiitions.tczから、mount.vboxsfを抽出し、/usr/local/sbinにコピーします。
% cd /tmp % tce-fetch.sh virtualbox-ose-adiitions.tcz % tce-load -i squashfs-tools-4.x (まだダウンロードしていなければオプションは-wil) % unsquashfs virtualbox-ose-adiitions.tcz % sudo cp squashfs-root/usr/local/sbin/mount.vboxsf /usr/local/sbin % rm -rf squashfs-root
このファイルがリブート時に再現されるよう、/opt/.filetool.lstに追加し、バックアップします。
% echo usr/local/sbin/mount.vboxsf >> /opt/.filetool.lst % filetool.sh -b
これで、以下のようにして共有フォルダをマウントできるようになります。
% sudo mount.vboxsf 共有フォルダ名 マウントポイント
これで、非常に軽量に共有フォルダを有効にすることができました。
なお、この情報は、フォーラムにあったものをもとにしています。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!