Tiny Core Linux - VirtualBoxで共有フォルダを使う

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  • 更新日:2015/03/08
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VirtualBox上でTiny Core Linuxをインストールする

Tiny Core Linuxもバージョン3.6がリリースされ、私も使ってみました。 それほどは変わっていませんが、細かいところが多数改良されているようです。

さて、VirtualBoxで使っている方も多いと思いますが、ホストOSとの共有フォルダを使う方法です。 Tiny Coreでは、tczパッケージでVirtualBox Guest Additionsが提供されているので、基本的にはそれをインストールするだけで使えます。

% tce-load -wi virtualbox-ose-adiitions

ただ、これをインストールすると依存関係でXorgを含めた多数のパッケージがインストールされてしまいます。 Xorgが不要な場合や、私のように カスタマイズしている場合はあまりうまくありません。 そのため、最小のモジュールで使えるようにしてみました。

VirtualBox Guest Additionsを最小化する

まず、Guest Additionsのモジュールのみをインストールします。

% tce-load -wi virtualbox-ose-adiitions-modules-2.6.33.3-tinycore

virtualbox- ose-adiitions-modules-2.6.33.3-tinycore.tczであり、virtualbox-ose-modules- 2.6.33.3-tinycore.tczではないので注意してください。 このtczは、3つのカーネルモジュールをインストールするだけです。

次に、virtualbox-ose-adiitions.tczから、mount.vboxsfを抽出し、/usr/local/sbinにコピーします。

% cd /tmp
% tce-fetch.sh virtualbox-ose-adiitions.tcz
% tce-load -i squashfs-tools-4.x (まだダウンロードしていなければオプションは-wil)
% unsquashfs virtualbox-ose-adiitions.tcz
% sudo cp squashfs-root/usr/local/sbin/mount.vboxsf /usr/local/sbin
% rm -rf squashfs-root

このファイルがリブート時に再現されるよう、/opt/.filetool.lstに追加し、バックアップします。

% echo usr/local/sbin/mount.vboxsf >> /opt/.filetool.lst
% filetool.sh -b

これで、以下のようにして共有フォルダをマウントできるようになります。

% sudo mount.vboxsf 共有フォルダ名 マウントポイント

これで、非常に軽量に共有フォルダを有効にすることができました。

なお、この情報は、フォーラムにあったものをもとにしています。

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