イギリスのボーダ(Border Agency)でIRIS廃止へ

少し前から、私はイギリスの入国でIRIS(生体認証)による入国ができなくなりました。 以前の登録が期限切れしたのが原因のようです。

そのため、その次に出国する際に(IRISの登録は出国時にしかできない)聞いてみたら、なんとIRISの登録はもうやっていないというではありませんか。 日本便が到着する午後3時以降のターミナル3の入国審査は非常に混雑するので、大変困ります。

実際、前回帰ってきたときは、ホールの外にまで人が溢れようかという混み様。 仕方なく、以前キープしておいたFast Track用のカードを使って入国することにしました。 で、自分の順番のときに入国審査の係の人に聞いたところ、IRISは廃止になるそうです。 既に新規登録は廃止になり、既存の登録者も今後1年ほどかけてフェーズアウトしていくことになるということです。 Gatwick空港のSouthなど、空港によっては、機械そのものの撤去も始まっているようです。

しかし、廃止にするならするで、混雑が さほどでもなくても1時間以上待たされる、入国審査のあの混雑を何とかしてほしいものです。 カウンターはいっぱいあるくせにロクに係はいないし、行列のコントロールは最悪だし。 先日は、後ろのほうにいる人を別の列に並びなおさせて、ぎりぎりで並びなおしにならなかった私は余計に時間がかかってしまいました。 列の先頭が複数あっても、係のいるカウンターはほとんど増えないためです。

これまでIRISで行列知らずだったので、次の国外出張が憂鬱です。毎回ファーストクラスに乗れるわけでもなし...。

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