Apacheのインストール
今回はWebサーバをインストールします。 例によって、Apacheを使います。 インストールはいつものように、tce-loadするだけです。
% tce-load -wi apache2
デフォルトでは、ドキュメントのルートディレクトリは/usr/local/apache2/htdocsになっています。 ここにファイルを置いてもいいのですが、Tiny Coreはこのディレクトリをバックアップ(/opt/filetool.lst)に入れておかないと、リブート時に消えてしまいます。 コンテンツも結構あるので、Webのコンテンツは消えない(圧縮せず、起動時に展開しない)別のディレクトリに入れることにします。 ここでは、そのディレクトリを/mnt/sda1/apache2/htdocsとして話を進めます。
以前のサーバから、Webのコンテンツを/mnt/sda1/apache2/htdocsにコピーしておきます。
Apacheの設定
/usr/local/apache2/conf/httpd.confを編集します。 編集する箇所はコンテンツの設定等によって変わりますが、以下のような点です。
User daemon # daemonというユーザを作るか、tcなど既存のユーザに変える ServerAdmin foo@bar.com # 存在する管理者のメールアドレスに変える ServerName www.markn.org:80 # 自分のサーバ名に変更 DocumentRoot "/mnt/sda1/apache2/htdocs" # 利用するドキュメントルートに変更 <Directory "/mnt/sda1/apache2/htdocs"> # デフォルトの/usr/local/apache2/htdocsから変更 # この内部は必要に応じて変更。以下は例 # Options Indexesを削除(ディレクトリリスティングを不許可) # Options Includesを追加(SSIを使用) </Directory> <IfModule dir_module> DirectoryIndex index.html index.shtml # SSIを使う場合 </IfModule dir_module> ErrorLog "/mnt/sda1/apache2/logs/error_log" # ログの出力先を起動時に消えない場所にする <IfModule log_config_module> CustomLog "/mnt/sda1/apache2/logs/access_log" combined # ログの出力先とフォーマット </IfModule> <IfModule alias_module> ScriptAlias /cgi-bin/ "mnt/sda1/apache2/cgi-bin" # CGIの格納場所 </IfModule> <IfModule mime_module> AddType text/html .shtml # SSIで.shtmlファイルを使う場合 AddHandler server-parsed .shtml </IfModule>
上記は実際のhttpd.confからの抜粋になっているので、実際のファイルを見ながら必要な箇所を修正します。
いつものように、バックアップファイル(/opt/.filetool.lst)にhttpd.confを追加します。
usr/local/apache2/conf/httpd.conf
最後に、ブート時にapacheを起動するよう設定するとともに、設定ファイルをバックアップします。
% sudo su % echo "/usr/local/bin/apachectl -k start" >> /opt/bootlocal.sh % exit % filetool.sh -b
ここで、"apachectl -k start"で起動させるか(-kはなくてもいい)、リブートして動作を確認します。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!