ロンドン~東京~シドニー
シドニーで仕事があり、ロンドンから日本経由で飛びました。イギリスとオーストラリアは完全に地球の反対側になるので、一気に飛ぶのはきついため、日本で仕事を入れて連続飛行を避けたのです。このときはビジネスクラスとかではなく、プレミアムエコノミークラスでした。
ANAはオーストラリアに飛んでいない
会社の事情で私のフライトは基本ANA(スターアライアンス系)で固めていたため、スターアライアンスに乗りたかったのですが、オーストラリアに飛んでいるのはニュージーランド航空だけ。しかも乗り換えになってしまいます。そのため、JALにしました。私はJAL(ワンワールド系)の契約やゴールド的なメンバーシップなどは何もなく、ごく普通に乗りました。
プレエコでもラウンジが使える
サクララウンジ
出発は夜です。まずはプレミアムエコノミーでも利用できる「サクララウンジ」で一休み。
普段ANAの私は成田空港第2ビルを使うのは本当に久しぶりでした。
シートのレビュー
このときのシートですが、最新のJAL SKY PREMIUMシートではなく、JAL SKY SHELL SEATでした。
シートピッチは97cm。さすがにビジネスと比較すると狭いです。最近のJAL SKY PREMIUMだとシートピッチが107cmと、さらに広がるのですが、当路線は残念ながらこの仕様となります。
このシートの利点は、シェル型なので、前方の乗客がシートを倒しても後ろの席には影響がないことです。今回は一番前が取れなかった(帰りのSYD-NRTは一番前でした)ので、これは多少楽です。でも、やはり97cmという広さは長距離路線にはちょっとつらいです。
逆に、シェル型シートの難点は、座席が後ろに倒れないので、リクライニング仕様とすると前に座面が出る点です。そのため、リクライニングするとレッグルームが狭くなります。ANAのエコノミーシートも同じ問題を抱えていて、SKYTRAXのカスタマーレビューなどを読むとその点が欠点として書かれていることが結構あります。
また、JALのこのシートを座って感じたのは、リクライニングの角度がとても浅いことでした。その意味では、後ろに倒れるANAのプレミアムエコノミーシートに乗ったときのほうがずっとラクでした。
このシートは廊下側だったのでまぁそれでもマシな方なんでしょうが。
食事のレビュー
JALのプレミアムエコノミーでは、飲み物に小瓶ではありますがシャンパンを出します。ANAのプレミアムエコノミーがスパークリングワインであることを考えると少し(だいぶ?)マシです。
ち なみに、隣に座っていた中年女性は、サービスが始まるなりワインを2本(187ml程度の小瓶です)頼んで飲んでましたが、私の番が来てシャンパンをオー ダしたら、「まぁ、シャンパン? すみません、それもくださる?」といってアテンダントさんに頼み、前の席に座っていた同行者に「シャンパンよ! シャンパン!」といって大はしゃぎだったのが印象的でした。
とは言っても別に変な人ではなく、オーストラリアは好きで何度も行っているそうです。
最初の食事の中身は?
で、しばらくして1食目が配られました。
けいはん風御飯(下左)
海老ボールと豆サラダ(中左)
野菜とズワイ蟹のサラダ仕立てスモークサーモン添え(中左から2番目)
フレッシュサラダ(上右)
フルーツ(中左から3番目)
プレミアムとはいえエコノミーですから、基本ワントレーにすべて乗って出てきます。味はまぁまぁでした。なにが「けいはん風」なのか私には分かりませんでしたが...。
ANAの(プレミアム)エコノミーよりは量が若干控えめかな。そうは言っても欧米系の会社に比べればかなり質・量・品数ともかなり多いほうだと思います。たとえばUnited Airlinesなんてひどいもんでした。
私は頼まなかったのですが、間食として
ANTIQUE JALオリジナル "とろなまドーナツ"
"うどんですかい"
が用意されています。「うどんですかい」は20年くらい続く長寿商品ですね。
到着前の食事
到着前になると、2食目がサーブされます。
人参のクリームスープ カレー風味(右下)
コールスローサラダ(下中央)
プレーンヨーグルト(上中央)
チェダーチーズブレッド(下右)
2食目も、構成はANAに良く似ています。成田からシドニーまでは10時間弱なので、私がいつも乗っているロンドン線(11~12.5時間)に比べると多少は短く感じます。このくらいの時間で2食目にこれだけ出されても、全部食べるのはちょっとつらいですね。
帰りの便についてはこちらをどうぞ。
匿名
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修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!