b-mobileの日本通信が、"03"の番号で取れる携帯電話を発売します。

12月13日(土)発売、限定1,000台だそうです。
「03スマホ G2 mini 3GBプラン」というもので、以下のような特徴です。

• 初期費用は3,000円/月(一般的なMVNOのプランと同じですね)
• 月額料金は3,980円で、無料通話分1,200円相当が含まれています。
• 通話料は20円/分なので、IIJなどと比べると安いです。
• データ通信はDocomoのXi/FOMAネットワークで3GB/月。使い切ったら200kbps。
• 端末はLG G2 miniに固定

月額料金には内訳があり、以下のようになっています。

• データ通信は1,180円
• 「03スマホ」の基本料は1,380円 (これが1,200円の無料通話分の源泉と思われます)
• 端末割賦代金は1,420円
  24回支払う必要があるので、合計34,080円

ちなみに料金はすべて税別です。

IIJmioの最安プランが900円/2GBで、音声通話が700円、合計1,600円(ただし無料通話はなし)。それに対し03スマホは端末代金を除くと2,560円で1,200円分の無料通話分付きなので、無料通話を使い切るとすれば実質1,360円。

使い方にもよりますが、若干03スマホのほうがお得に見えます。ただし、端末が固定され、その割賦代金を2年間払い続けなければならないことには注意が必要です。

「自宅の電話番号」がどうしても必要な場合などもありますので、それを携帯電話に統合できるという意味で、目的をはっきりさせて使う分にはよいのではないで しょうか。逆に、今持っている携帯電話をそのまま使いたい場合、あまり通話をしない場合などはそれほどメリットはないのではないかと思います。