シートとサービス全般について
ANAのプレミアムエコノミーはシートピッチ38インチ(約97㎝)で、現在の最新のシートは2012年後半より導入が始まりました。ビジネスクラスやエコノミークラスが2010年ごろに新シートに切り替わっていったのに比べると遅いのですが、これはシートの製造を手掛ける小糸工業(小糸製作所の子会社)が設計・検査工程での記録改ざんなどの不祥事があったために入れ替えができなかったことによるものです。2年遅れでようやく新シートの導入が始まったわけです。
エコノミークラスのシートピッチが34インチ(約86㎝)なので、10㎝強の余裕が生まれますが、JALの新プレミアムエコノミーシート(JAL SKY PREMIUM)のシートピッチは42インチ(約107㎝)、同じ東京~ロンドン線での話ですから、若干出遅れてる感は否めません。
公式のサービス
エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスのオフィシャルな差としては、
- ラウンジが利用可能
- シートピッチが広く、フットレスト(最前列を除く)、レッグレストがある
- 一部席はモニタ画面が広い(最前列のみ12.1インチ、それ以外はエコノミーと同じ10.6インチ)
- スパークリングワイン、ビジネスクラスのワインの提供(赤、白)
- 軽食としてスープ、ミニそば(北米路線)またはミニラーメン(欧州路線)の提供
- ビジネスクラスのデザートの提供
- アメニティの提供(スリッパ、靴べら、歯ブラシ、 アイマスク、 イアプラグ、 ポケットティッシュ)
といったところです(公式サイト参照)。
でも、ここに書いていない次のようなサービスもしています。
非公式のサービス
非公式ではありますが、私の経験上以下のサービスをしています。
新聞・雑誌の提供
エコノミークラスでは新聞・雑誌などのサービスを2010年1月に廃止していますが、プレミアムエコノミークラスではビジネスクラスで新聞・雑誌の配布を行ったあとにあまり(?)を持ってきてくれます。
上記にないビジネスクラスのアメニティの提供
マスクなどガイドには書いてないのですが、お願いすると持ってきてくれます。私の場 合はフライトの乾燥で喉を傷めてしまうため、搭乗中(食べてないとき)はたいていマスクをするので、持ってきてもらいました。
サービスが早い
だ いたいドリンク、ミール等のサービスはプレミアムエコノミーの最前列(18列または25列、ボーイング777-300ERの場合)とエコノミーの最前列 (24列または30列、同上)から始まります。ボーイング777-300ERのプレミアムエコノミーのシートは2-4-2の8アブレストで、3列なので計 24席。これが独立したコンパートメントになっているので、エコノミーよりもサービスは早いですし、リクエストにも答えやすいようです。
上記は私の経験によるものなので、ここに書いてあるからと言ってANAに問い合わせるのはご遠慮ください...。
搭乗記録
機内食1食目
では機内食です。まずはお飲物から。
JALのプレミアムエコノミーが小瓶とはいえシャンパンを出すのに比べて、こちらはスパークリングワイン。ここでもちょっと差をつけられています。
そもそも、JALのプレミアムエコノミーでは専用のメニューが配布されているのと比べても、ハードウェア的にはちょっと見劣りする部分があります。
写真で分かるように、今回私は最前列を取っていますので、足元のスペースはかなり広めですが、その代わり前のシートがないのでフットレストがありません。そのため、小さめのスーツケースを持参して足元に置いて足置きとして使っています。
ご覧のようにワントレイです。この時(2014年)はワインがビジネスクラスのものではないようですね。
ワントレイとはいえ、量はかなり多いですし、欧米の航空会社に比べれば質はかなりいいと思います。
噂の(?)ビジネスクラスのデザート。オペラかな?
機内食2食目
セカンドミールは着陸の2時間くらい前になります。欧米の航空会社の1食目レベルですね。
おまけ
この日は大雪が降った翌日で、交通が大混乱していました。着陸してもこの通り。
入国そのものにはそれほど混乱はありませんでしたが、成田空港駅に入るとこの通り。
こ の日、着陸前に上空で待たされ、着陸してからゲートまで待たされ、駅からは電車が来なくてこの通りで、いつもなら午後6時ごろにホテルに到着するところ が、午後10時ごろになってしまいました。それでも、前日に到着した人の中には、空港から帰宅まで24時間以上かかっている人もいるのでマシでしたが。
帰りのフライトはインボラでビジネスクラスにアップグレードされています。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!