エジプトツアーでBMIを利用

今回の搭乗記はあまり皆さんになじみがないかもしれないBMI(British Midland International)、しかもカイロ～ロンドン線です。

行きのフライトはエコノミー

実は、この旅行はロンドンからエジプトへのツアーで参加しました。その飛行機がBMIだったのですが、普通のツアーなのでクラスはエコノミーです。家族3名、うち1名は1歳代なので乳児扱いで、席は2席のみ確保したのですが、行きのフライトは座席に余裕があり、3席割り当ててくれました(1席は空き席のまま提供してくれた)。

まずはその行きのフライトの食事を。

BMI LHR-CAIエコノミーの食事

フライトが朝だったので、朝食のメニューになっています。卵、ポテト、Baked beansなど、普通にEnglish Breakfastですね。

帰りのフライトで座席交渉

そんなわけで帰りはカイロ空港(CAI)からの搭乗です。

カイロ空港

帰 りにカイロ空港で「行きと同じように3席もらえるといいね～」と、カウンターで「もし空いてたら3席空いているところを割り当ててくれませんか?」と交渉 していたら、「ビジネスクラスへのアップグレードを格安でやってあげますよ」とのこと。いくらか聞いたら、一人150ポンド、当時のレートで18,000 円くらいです。

格安アップグレードする

当時BMIはスターアライアンスグループだったのでアップグレードするマイルは 持っていたのですが、あいにくツアーの場合のフライトでは、予約クラスはアップグレード不可。マイルでアップグレードができません。それがたったの150 ポンドでアップグレードできるというのですがら、すぐに応じてアップグレードしました。2席分で300ポンド、乳児分はどうなるのかと思ったら、なんと無料! 乳児のアップグレードを認めず正規料金を要求するANAとはえらい違いです。

ちゃんとラウンジ入室カードももらいました。

ラウンジ入室カード

実 はこのカード使っていません(ので今も手元にあります)。というのは、私が当時既にANAのダイアモンドメンバーだったので、搭乗クラスにかかわらず一人 まではゲストを連れてラウンジに入れてしまうためです。子供は2歳未満なのでカウント外(とはいっても、実のところ海外の空港は子供に関して寛大なので、 2歳を越してもゲストとしてカウントされないことが多いのですが、このあたりもANAとはえらい違いを経験しています。そのあたりはまた別の機会に)。

見てのとおり、スターアライアンスマークが入ってBMIのスタンプが押してあります。現在はBMIはBritish Airways傘下なのでワンワールドに変わってしまいました。

いざラウンジへ

出国審査でひと波乱あったりしましたが(このあたりはいずれ書きたいと思います)、何とか入ってラウンジへ。

EgyptAirのラウンジ

BMIはカイロ空港にラウンジを持っていないので、当時の同じアライアンスであるEgyptAirのラウンジを使うのですが、さすがムスリムのお国。このラウンジには酒類は一切置いてありません。

格安アップグレード、中身は?

さて、搭乗です。

ビジネス座席

ビジネスクラスシート

機 材はエアバスのA320、通常のエコノミーは3-3の6アブレストになりますが、ビジネスクラスは2-2の4アブレスト、これで幅にはかなり余裕がありま す。また、シートピッチも50インチ(約127cm)で、フルフラットとは行かないまでも、5～6時間のエジプト線には十分ではないでしょうか。なお、こ のシートピッチはANA国内線のプレミアムクラスや一部の短中距離ビジネスクラスと同じです。

ビジネスシートは確か6列あり、24名の搭乗が可能なのですが、実際に乗ったのは我々3名のほかには5～6名しかいなかったため、ガラガラでした。ほぼ満席の後方エコノミークラスと対照的です。

アメニティ

搭乗すると、アメニティが配られました。

アメニティの袋

アメニティはこんな袋に入って配られました。

アメニティ袋の中

中には、左上からアイマスク、靴下、耳栓が入っていました。

長くなってしまったので次回に続く。

前編 後編