ストレスを軽減させるガジェットやSNS

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  • 更新日:2015/02/26
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イギリスでは仕事上のストレスで毎年延べ1040万日分の労働力が失われているそうです。WHOによるとストレスによるコストは年間3000億ドルにも上るといいます。ストレスを軽減させるために抗不安薬(マイナートランキライザー)を飲むという方法もありますが、ガジェットやその他のテクノロジーで対応する試みもあります。

Pip: 親指でストレスを判定

最初のガジェット、Pipは親指と人差し指でつまむことでその人のストレスレベルを判定し、Bluetoothで接続されたスマホでゲームをすることでリラックスさせるというものです。

このデバイスはアイルランドのトリニティカレッジのスタートアップ企業Galvanicによって作られました。今は上記のWebサイトで購入もできるようです。

腕にはめたり頭につけたり

同様の取り組みはウェアラブルデバイスにもあります。ひとつはMiddlesex大学のredLoopプロジェクトで開発されたリストバンド型のガジェットで、Insightというものです。リストバンド、心拍モニタ、そしてiPhoneアプリから構成されています。

もう一つはカナダで開発されたMuseというヘッドバンドです。これをつけると、リアルタイムで脳の活動をスマートフォンやタブレットでモニタできます。

SNSやスマートフォンでは?

一方、ソーシャルネットワーキングサイトによる試みもあります。Big White Wallは、匿名のSNSで、精神的な健康をテーマにしています。参加者の半分は不安を解消するためにこのサイトを利用しているそうです。

まず、このウェブサイトはSkypeのようなプラットフォームで参加者が医師と直接やり取りできるようになっています。また、認知行動療法の コースを設けており、不安解消のために受講することができます。さらに、他の参加者と匿名でグループを作ったりすることもできます。Big White Wallは月のアクティブユーザが4,500名、当初40%が25歳未満でしたが、現在は35歳~44歳のグループが多くを占め、高齢者の参加も増えてい るそうです。

ほかにも、スマートフォンベースのプラットフォーム、Buddyもあります。これはSMSとWebベースのアプリケーションで、ユーザが「何をし、何を感じたか」について日記を書きます。情報は医師と共有され、その中のポジティブな部分をSMSで受け取ることにより不安を解消する手助けをするのです。

様々な種類のデバイスやサービスがどんどん出てきています。ちょっと頭痛がしてきますかね?

ソース: BBC

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