徹夜明け

今回の出張はイギリスのバンクホリデー等の都合もあり短期間でした。行きは火曜日ロンドン発、帰りは土曜日日本発なので、実質日本で活動するのは2日間です。ただ、帰る前日は仕事の後飲みに行くなどいろいろあって徹夜してしまいました。

ホテルに戻って荷物を整理して、早朝にNH201便に乗るため成田空港に行きました。

さすがに疲労困憊でチェックインカウンターで「アップグレードお願いします...」ということでプレミアムエコノミーからビジネスにアップグレードしました。

スイートラウンジのシャワー

私はANAダイアモンドメンバーなので、スイートラウンジ自体は毎回使っているのですが、今回は初めてシャワーを借りました。というのも、羽田空港と違い、いつも私が使っている成田空港の欧米便はだいたい午前中～お昼ごろの出発なので、特にシャ ワーを使う理由がないためです。

ちなみにANAラウンジ(ビジネスラウンジ)のシャワー室 と違うのかどうかは、そちらを使ったことがないので分かりません。

ラウンジの受付でシャワー室を借りたい旨を告げると場所を教えてもらえます。シャワー室のあるエリアには別途フロントデスクがあり、番号のついた鍵を貸してもらえるので対応したシャワー室に行きます。

シャワー室入り口より

手前から洗面台、トイレ、シャワー室があります。経験ではチャンギ空港のシンガポール航空のラウンジより広いですね。

洗面台(1)

アメニティが置いてあります。

洗面台(2)

シャワー室のほうから入り口方面の洗面台を見た写真です。鏡に映った背面の壁にはハンガーも見えます。

アメニティ

一つ前の写真のカウンター上にも写っていた鍵とアメニティです。写真がぼけていますが左からボディソープ、コンディショナー、シャンプーです。

シャワーですが、さすがにバスタブはありません。でもさっぱりして搭乗です。

搭乗後

今回は搭乗して一番の優先度は「睡眠」なので、アテンダントさんにその旨伝え、最初の食事などすべて後回しにしてもらってまず寝ます。水平飛行になってリクライニングができるようになった頃には既にほとんど気を失っていました。

5時間くらい寝て、だいぶ回復して目が覚めると、朝から殆ど何も食べていなかったこともあり、かなり空腹になりました。早速食事を持ってきてもらいます。今 回はメニューの希望も伝える前から寝てしまったため洋食・和食の希望は最初から考えてなかったのですが、アテンダントさんは「お疲れのようだったので両方 取り置きしておきました」と言ってくれました。たまたま両方あまりが出たのか本当に取り置いてもらったのかは分かりませんが、ありがたいことです。

両方あるということで、前菜を和食、メインを洋食という変則の組み合わせをお願いしました。なお、2012年ごろ以降組み合わせは公式にはできないことに なっていますので、このブログを読んだからと言って無理を言ってANAのアテンダントさんに迷惑をかけないようにお願いします...。

アミューズ

いつもアミューズでシャンパンを飲んでいる私も、前の晩のオールもあって水です。

前菜: ほや塩辛 焼き魳小袖寿司 鴨ロース煮 穴子八幡焼き

お造り: 鮪と鯛の漬け

小鉢: 季節の炊き合わせ

周りの人が寝静まった中での食事なので写真が暗いです。すみません。

いつもながら、和食はたくさんの食材があって見ていても楽しく食べてもおいしいです。特に、日本出発線は食材も日本のものなので失敗がありません。まぁ、経験上ロンドン発でもかなり頑張っていると思いますが。

メインディッシュ: 愛媛産鯛のソテーと小海老のハッシュ オリーブオイルとサフラン風味のソース [327kcal]

ブレッド: 蒜山ジャージーバターとオリーブオイルとともに

メインは洋食です。「鯛の上品な旨みを引き立てるために、香ばしいナージュ風のソースをチョイス。ハッシュ風に仕立てた小海老も小粋な一品です。春の山菜、蕗も添えて。」という説明文から何を受け取ればいいのかは謎ですが、おいしかったです。

あと、何気なくパンとバターやオリーブオイルも鉄板でおいしいです。ここ数年ブランドを変えていないようですので、安定した人気と品質なのですね。

デザート: Pierre Herme Mosaic
ピスタチオ入りマスカルポーネクリーム、ピスタチオ入りダクワーズ生地、ポシェしたサクランボ、キルシュとピスタチオ入りババ、サクランボのソルベ、クリオッティーヌ

はっきり言ってメニューの説明を読んでもカタカナばかりでなんだかさっぱりです。ダクワーズくらいならわかりますが、ポシェってなに? ババって誰?

軽めのお食事: フレッシュサラダストロベリードレッシング
季節のフルーツ

2食目はセットメニューを食べる気力と胃袋はなく、サラダとフルーツだけでした。でもシャンパン(Champagne Montaudon Brut Reserrve Premiere)を飲み始めているあたり復活の兆しが見えますね。

この出張、来るときはプレミアムエコノミーが新機材になって初めてのフライトでした。新しくなったプレミアムエコノミーのレビューもよかったらどうぞ。