未だにemacs使い
私は四半世紀前からemacs(当時は日本語化されたnemacs)を使い始めて、未だに使っている化石人です。デスクトップがWindowsに移行したあともかたくなにMeadow3を使い続けています。メールもmewです。
いまどきCygwinとかのemacsやxyzzyがあるのですが、.emacsのメンテナンスが面倒でついそのままになっています。フォントもjiskan16ですし。
今チェックしたらwww.meadowy.orgがリンク切れしてました...。
trrを入れてみよう
そんな化石環境ですが、昔懐かしいtrr(タイピング練習ソフト)を入れてみました。
trrをダウンロードする
私はMeadow 3.00 (Emacs 22.3.1)を使っていますので、その前提で話を進めます。また、Cygwin環境下でコンパイル、インストールを行っています。
まずはtrrをダウンロードしましょう。Google Codeでホストされています。私が見たときはtrr22_0.99-5.tar.gzでした。
Makefileを編集
Makefileで以下の部分を編集します。
TRRDIR = c:/(Meadow3へのパス)/site-lisp/trr
LISPDIR= c:/(Meadow3へのパス)/site-lisp/trr
INFODIR= c:/(Meadow3へのパス)/info
EMACS = c:/(Meadow3へのパス)/bin/Meadow.exe
BINDIR = c:/(Meadow3へのパス)/site-lisp/trr
上記は実際にはMeadowがインストールされているパスに合わせて修正するので、たとえば
c:/Meadow3/site-lisp/trr
のような感じになります。
ビルド、インストールする
$ make all
$ make install
でビルド、インストールします。
ここで、上記のc:/(Meadow3へのパス)/site-lisp/trrディレクトリを見てください。もし
trr_update
trr_format
という2つのファイルが入っていたら、これは使えませんので、代わりにビルドを行ったディレクトリ内に
trr_update.exe
trr_format.exe
というファイルがあるので、これを入れてください。
apelがない場合
trrはApelパッケージを前提としていますが、入っていない場合、必要なファイルだけGithubの該当リポジトリからダウンロードしてインストールする方法があります。必要なのは以下のファイルです。
上記は必要なファイルへの直リンクになっていますので、そのまま保存してかまいません。保存先はsite-lispか、その直下の任意のディレクトリです。trrディレクトリに一緒に入れてしまっても大丈夫です。
設定
.emacsに以下を追加しておきます。
(autoload 'trr "c:/Dev/Meadow3/site-lisp/trr/trr" nil t)
遊ぼう
M-x trr
でtrrを起動できます。初回のみ
c:/(Meadow3へのパス)/site-lisp/trr/record/SCORES-CJ does not exist
というエラーが出ることがありますが、もう一度M-x trrすれば大丈夫だと思います。
上のような画面が出れば動作しています。
頑張って高得点を狙いましょう。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!