ロングフライト
ロンドンからシンガポールに出張して、その帰りは13時間半くらいの長時間フライトとなります。幸い、今回はビジネスクラスなので助かります。
チェックインカウンターはクラス別になっていて、ファーストクラスとスイートクラスは同じ場所でのチェックインのようです。今回乗る機材は総2階建てのエアバスA380なので、スイートクラスがあります。
ビジネスラウンジ
チャンギ空港のシンガポール航空のラウンジはビジネスクラス搭乗客用のシルバークリスラウンジと、スターアライアンスゴールドメンバーが利用できるクリスフライヤー・ゴールドラウンジに分かれています。日本のANAの場合だと、ビジネスクラス利用者とゴールドメンバー利用者には区別はありませんが、こちらではしっかり区別されています。
なお、ファーストクラス・スイートクラス利用者はシルバークリスラウンジの中に専用区画があります。私は中には入れません。
このラウンジはすばらしく、食事もセルフサービスですがホットミールが充実しています。最近はANAも成田空港や羽田空港のビジネスラウンジでホットミールを出すようになりましたが、ここの比ではありません。
この日は夕食を市内でいただいてからの夜のフライトでしたので、ラウンジで食事は取りませんでしたが、タイミングによってはここで十分食事ができます。
その代わりといっては何ですが、一日仕事をした後だったので、シャワーを借りました。
シャワールームを借りたい旨を申し出ると、シャワー室に案内してくれます。中にはシャンプー類やかみそり、歯ブラシなどが揃っていました。
さっぱりして、いよいよ搭乗です。
搭乗で見たスイートクラス
搭乗すると、ビジネスクラスはA380の2階席全体を占めています。1階前方はスイートクラス、1階後方がエコノミークラスです。
本来ビジネスクラス搭乗客は2回の入り口から案内されるようなのですが、今回間違って1階のエコノミーの入り口から乗ってしまいました。すぐ係の人に案内されましたが、その際スイートのエリアを通りました。ぱっと見の印象は「思ったより狭い」です。もちろん普通の飛行機の座席としてはかなり大きいはずなのですが、壁で囲まれているせいか、若干圧迫感を感じるかなと思いました。まぁ、乗らないので関係ないですが。
機内にて
座席の詳細は行きのフライトでも書いたのでそちらを参照していただくとして、乗るとまずウェルカムドリンクとおしぼりです。
おしぼりが日本国外で出されるとちょっとびっくりします。アジア経験が少ないのでよく知らないのですが、こういうものなのでしょうか。
今回の出張では、空き時間にしっかりラッフルズホテルでシンガポールスリングを飲むというおのぼりさんをしてきたのですが、機内でもいただいてみました。先ほどのウェルカムドリンクは座席右側の袖の部分にあるカクテルテーブルに置きましたが、今度は座席左前方のモニタ横にある折りたたみ式の小テーブルです。座席の横幅がやたら広いので、あちこちにテーブルがあります。
ロンドン発のフライトではアミューズに相当する"Prelude"としてサテイ (Satay: 串焼き)が出てきましたが、シンガポール発のフライトではシンガポールスリングのお供に出てきたのはナッツでした。あ、袋のままではなくちゃんと器に盛り付けてありますのでご安心を。これで飛行機が引き返すこともないですね!
サパー
出発が深夜のフライトなので、初回の食事は「サパー (Supper)」で、2回目の食事のほうが「メイン」扱いのようでした。とはいえ、3コースです。
Starter: Heirloom tomato gazpacho with tian of prawn, avocado and mizuna
スターターは大きな海老です。水菜(mizuna)が使われています。日本語を使うと格好いいのでしょうか。
Main: Steamed scallop with stir fried green bean, shimeji mushroom, carrot, wok fried fish noodle, and tomato spicy consomme
空港に着く前に夕食でステーキをいただいてきたので、メインはシーフード系を選んでみたのですが、これはイマイチでした。シーフードはともかく、麺があまりおいしくなかったです。
Finale: Vanilla ice cream with fruit salad and almond cookies
デザートはアイスクリームでした。基本的にこの食事に関してはデザートは選択肢がなく、他にチーズが選べるだけでした。とはいえ、2回ある食事のうちメインではないほうでこれだけのものが出るのはすごいと思いますが。
おやすみなさい
夜食も終わって睡眠時間。フライトも長いので寝る時間もかなりあります。前回も書きましたが、座席は背もたれを前に倒して背面に寝る格好になります。私はやり方が良く分からなかったので、スチュワードの方にベッドメイクしていただきました。
ベッドを頭のほうに向かって見た図。座った状態で椅子の左側(上の写真では右側)の半分に頭を入れます。
逆に足のほうは、椅子の右側に足を入れます。椅子に対して斜めに寝るわけです。椅子自体の横幅を極めて広く取る代わりに、前後ピッチをつめることで座席数を確保しています。窓際なので、窓のほうにもいろいろ荷物を置いたりして、かなりの広さがあります。
朝食
さて、起きたら朝食です。食べてばかりですが、フライトが長いこともあり、6~7時間くらい寝てしまいました。
Prelude: Sliced fresh fruit
Breads: Assortred breakfast rolls
朝食なので、フルーツから。
このあとスターターとしてシリアルやヨーグルトが選べるのですが、それはスキップしました。
Main: Breakfast steak
With baked egg, herb jus, roasted tomato and roesti potatoes
朝からステーキかよ! という感じですが、ローストトマトがあるあたり朝食っぽい?
ロンドンでも快適に
シンガポール航空ではビジネスクラスでもファーストトラックカードが配られました。これでヒースロー空港の入国審査もファーストトラックのレーンを利用できます。もっとも、かなりの人数がこのカードをもらうことになるので、ファーストトラックが一概に早いとも言い切れないのですが。
長時間のフライト、お疲れさまでした。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!