サンノゼ空港初体験
今回の訪米では、来るときはサンフランシスコ空港から入ったのですが、帰りはサンノゼから飛ぶことになりました。2013年に就航したANAの成田-サンノゼ線ですが、私は初めての搭乗です。
小さな空港
サンノゼ国際空港は比較的小規模の空港ですが、ターミナルは2つあります。ANAはターミナルAを使います。
上の写真にあるような幅の通路がずっと続いており、ところどころに店があるだけの構造で、店の数も多くありません。
ANAのフライトは午前11:30出発で、この時間帯に他に大きな国際線は出ないのか、ターミナルにいたお客さんの多くが本フライトに搭乗する人たちでした。
ラウンジ
SJC (サンノゼ国際空港のこと)にはANA直営のラウンジはありません。この共用ラウンジを利用します。
ラウンジはなかなか広いです。
日本語の新聞や雑誌もちゃんと用意されていました。
バーコーナーでは無料でアルコールを含む飲み物が出ます。食事もありました。空港の規模の割には充実したラウンジでした。
だんだん搭乗時間が近づいてきたので、ラウンジを出て搭乗口に行きます。搭乗口はラウンジの真下でした。
787初体験
私は国際線でボーイング787に搭乗するのは初めてです(国内線では経験があります)。バッテリ問題があったりして離陸につまづいたイメージがある787ですが、どんな感じでしょうか。
行きのサンフランシスコ行きは混んでいてアップグレードができなかったのですが、今回はオンラインチェックイン時の無料アップグレードができたので、プレミアムエコノミーになりました。
オンラインチェックイン時のアップグレード
エコノミークラスに搭乗するANAマイレージクラブのダイアモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ会員は、チェックイン開始時点(出発の24時間前)にプレミアムエコノミーに空きがある場合、チェックイン時にプレミアムエコノミーの座席を指定することができます。ただ、実際には上位会員から順に座席が解放されていくようで、今回の行きのフライトではチェックイン開始時点では空きがあるにもかかわらずアップグレードできませんでした。
本フライトでは座席に余裕があったようで、アップグレード可能でした。その場合、上のようにプレミアムエコノミー座席(この機材では15列目~17列目)が指定可能となります。
この時は17列目を指定していますが、実際には15列目も空いていたので、カウンターで変更しています。
座席のレビュー
プレミアムエコノミーの座席は2-3-2の7アブレストです。今回もバルクヘッド席(前が壁の席)を取ることができました。プレミアムエコノミーのセクションは3列で、合計21席あるのですが、今回乗っていたのは10名程度とかなりガラガラでした。
プレミアムエコノミーの最前列なので、上の写真で前方にちらっと見えているのはビジネスクラスです。スタッガードシートでした。
アームレストの上には小さなカクテルテーブルがあり、さらに飲み物を置く程度の大きさのサブテーブルが格納されています。側面にある2つのボタンは右からレッグレストの調整と、TVのリトラクトボタンです。さらに左側にあるのはヘッドフォンジャック。ノイズキャンセリングヘッドフォンが配布されていました。
足下に電源のコンセントやUSBがあります。私は使っている人を見たことがないiPodポートもあります。パーティションのようなものの左の白とグレーの柱はテレビです。
テーブルはアームレストに収納されており、出すと2つ折りになっています。折りたたんだまま使えます。
広げれば食事のトレーを乗せても少し余裕がある大きさです。
TVを出したところ
収納されているテレビは11インチの大きさです。座席下に収納されるタイプのテレビは、画面位置が低いのであまり私は好きではありませんが、最前列席の魅力には勝てません。777のように最前列はTV壁付けだと位置はいいのですが、今度は画面が小さくて見にくくなります。なかなかうまくいきませんね。
エコノミーシート
エコノミーは3-3-3の9アブレストです。
エコノミーのシートは来るときに乗ったのと同様、後方にリクライニングする新型座席でした。
電子サンシェード
ボーイング787といえば、サンシェードを電子化したのが目を引きます。
外は非常に明るいカリフォルニアの太陽のもとのせいか、一番暗くしてもだいぶ光を通しているようですが、実際にはフライト中はそんなに気になりませんでした。
機内食
今回は私が取れた席は15D席(中央通路側)だったのですが、スターボードサイド(前方に向かって右側)の窓側の15H席、15K席が空いていたので、離陸後そちらに移らせてもらいました。
プレミアムエコノミーでは、食事の前のお飲み物にスパークリングワインがいただけます。JALがシャンパンなので若干見劣りしますが、無料アップグレードした席ですし贅沢は言えません。
エコノミーの食事。ANAとJALのエコノミーの食事は質量ともに(他の航空会社との比較で)十分だと思います。
デザートにはビジネスクラスで供されているものが出ます。二種類あるのですがどうしますか?と言われて逡巡していたら、両方持ってきてくれました。
これもプレミアムエコノミー限定のミニそば。今回はメインの食事後、時間が経ってからデザート2種類とそばを食べ、これがかなりヘビーだったため、2回目の食事はスキップしました。なので写真はありません。
最後に...
空いているプレミアムエコノミーで快適に日本に着いたと思ったら、最後に罠が待ち受けていました。
飛行機は沖止め(ボーディングスポットではなく離れたところに駐機してタラップで乗り降り)、バス移動でした...。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!