CDを処分しよう

CD (Compact Disc)といえば、音楽を聴くための標準的なメディアのひとつですが、イマドキはあまり使いませんよね。かくいう私も、大した枚数はないとはいえ、100枚あまりのCDがタンスの肥やしになっていました。

今回は、それを処分してみました。

何は無くともまずは

iTunesで取り込みます。今回は音の劣化を防ぐため、Appleロスレス(alac)で取り込みました。flacのほうがオープンでいいのかもしれませんが、ffmpegなどで相互変換できるのならそれほど気にしないことにしました。

なお、著作権に関しては、CD (コピーコントロールなど暗号化されていないもの)を個人で楽しむ限りは取り込んでも問題ないようです。私はCCCDなど暗号化されたCDを持っていないので、この点は今回は範囲外でした。

Disk Unionで買取

Web上にはそれこそ星の数ほどの買取サービスがありますが、その中で知名度や周囲の知人のの買取状況を勘案してDisk Unionの宅配買取にしてみました。

重要なのは、査定額に不満な場合などキャンセルする場合に無料で送り返してくれることです。多くの買取サービスは買取のために発送するのは無料ですが、送り返すのまで無料を条件にするとそれほど多くないようです。

ただ、全部送り返してもらう場合は有料です。一枚でも買い取ってもらうなら査定に不満の分は無料で送り返してもらえます。

注意が必要なのは、「買い取り」か「キャンセル」かは枚数ではなく「買取項目」単位なことです。1項目は通常1枚なのですが(セット物の場合はそのセットで1項目)、値段のつかない「その他大勢」のCDはまとめて一項目なのです。

そのため、万が一買取査定が「その他大勢一項目だけ(つまり1枚も単独で査定されていない)」だったら「全部買取」か「全部送り返す(返送料がかかる)」の2択になってしまうところは注意が必要です。

私の場合、約100枚送って、およそ90枚は「その他大勢」になってしまいました。買い取られた約10枚は約1,000円、その他大勢は約90枚で120円(いずれも20%のキャンペーン増額あり)の査定額でした

手で持っていった方が高い?

あまったCDを持って行った先はBOOKOFF。

うちの場合、比較的近所にBOOKOFFの大型店があるので、わざわざ郵送することもないと思い、いわゆる店舗買取にしました。持っていくのが大変ですが、査定金額に不満な場合、送料に関係なくキャンセルできるという利点があります。

DiskUnionでその他大勢になった90枚を持って行った結果、

4655円

になりました。

Disk Unionで120円と査定されたものが4600円強なので、悪くないです。ひょっとしたら、宅配ではなく持参して行ったのが大きいのかも。

個別に値段がついたのが57点、「その他」でまとめられたのが27点、残り数点は値段がつきませんでした。値段がつかないものがたくさんあったら引き取って次の買取店にチャレンジしようと思ったのですが、少ないし価値も低そう(ケースの大きさが半分になったシングルとか)なのでそのままタダで引き取ってもらいました。

ポイントは「その他」についた値段で、一枚あたり50円。これは個別に査定額があるCDの多くより高いという皮肉な結果でした。

査定のポイント

Disk Unionでは「キズ多」「ケーススレ」と査定されていたものが多くありました。ただ、それでいくら減額されているのかわかりません。買取価格の範囲は24円～240円(20%のキャンペーン増額あり)でした。

BOOKOFFでは、多くのCDが傷があるということで100円減額になっていました。元値が200円でも500円でも100円の減額です。

なお、一番高かったのは

• Disk Union
  ローリングストーンズナウ/ローリングストーンズ 240円
• BOOKOFF
  AFTER SERVICE/YMO 400円(500円から減額後)

でした。私はメジャーなCDしか持っていないので、全体的に査定は高くならないようです。

気になること

ところで、Disk Unionでは預けたCDのジャケットの一部が紛失していました。ジャケットと言っても、ケースの外側にあってケースを挟んでいるものでした。面倒なのでクレームしなかったのですが、要注意です。