決定版!壁を傷つけずに額やポスターを飾る

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  • 更新日:2016/09/05
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その名も「かけまくり」

壁に額とかカレンダーとか飾りたくても、賃貸だったり壁紙に穴をあけるのが嫌だったりでなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、これに出会いました。

なお、壁が漆喰などで穴を開けるのが不可能な場合は、下の「絶対に穴を開けたくない場合」に進んでください。

のっけから冗談みたいな名前ですが、そのまま製品名です。

P1140528.JPG正式名は「ハイパーフックかけまくり」

どのような仕組み?

内容物はこのようになっています。

P1140529.JPG中身

上から、画びょうを押し込む&抜くときの道具、画びょう、そしてフックです。フックの形は上のものはV字型をしていますが、M字型などいくつかの種類があります。

秘密は画びょうの部分にあります。この画びょうの針は大変細く、壁に刺して抜いても跡がほとんど残らないのです(一応刺すので、全く跡がつかないわけではありません)。

もう一つの秘密は画びょうに針が2本ついていること。刺すときは、フックの穴のところからこの画びょうを刺すのですが、2本の針が壁の中でクロスする(広がる)ようになっていて、極めてしっかりと刺さるのです。そのため、上の商品の場合フック1本あたり耐荷重7kgと、かなりの重量物をかけられます。

P1140530.JPG刺したところ

フックに2本の画びょうを刺したところです。ちょっと見にくいですが、画びょうには三角の印がついています。これが上向きになるように取り付けます。私は間違って一個横向きにしてしまいましたが、特に問題はありませんでした。でも強度的には上向きでつけたほうがいいと思います。

額をかけてみた

今回は、絵の額をかけてみました。額自体が結構な重さ(10kgくらいあります)なので、フックは2個取り付けました。

P1140531.JPG2個のフックを平行に取り付けます

これに額をかけて完成です。

P1140532.JPG額をかけてみた

幅が60cm程度のそこそこ大きな額ですが、まったく心配ありません。たいへん安定感があります。

おまけ

なお、今回額をかけるにあたり、額の表面のガラス板をUVカットのアクリル板に交換しました。大きさを測るとこちらのサイトでミリメートル単位でサイズオーダできるので、利用しました。

額縁のタカハシ

UVカットとは言っても、アクリル板に色がついていたりすることはなく、見た感じはもとのガラス板と変わりません。値段も送料込みで3,000円以下とリーズナブルで、なかなかいい買い物をしたと思います。

本題に戻って

私の家の場合、壁紙を取り換えたばかりだったので額はかけたいけど壁に穴を開けるのに躊躇して今まで逡巡していたのですが、こういういいものがあるのを知ってよかったです。
値段も壁紙に穴を開けることを考えたら安いと言えるでしょう。重量物をかけない場合はミニサイズもあります。額縁直付金具用、ミニサイズなどバリエーション豊富なので見てみてください。

絶対に穴を開けたくない場合

さらに軽いもの、例えばポスターなどをかけたい場合は、私はブルータックを使っています。

これ、日本ではあまりメジャーではないのかもしれませんが、欧米では壁に紙を貼るときの定番中の定番です。

中に入っているのは青いゴム状のシートで、これを適宜切るかちぎるかしてポスターなどに貼り、壁に圧着させるとくっつきます。剥がしても跡は残りません。

壁の奥がコンクリートで穴が開かなかったり、漆喰塗りで小さな穴もあけられないような場合に威力を発揮します。うちでは常に切らさないようにしている必需品です。もし今まで使ったことがないのであれば、安いですしぜひ常備してみてください。便利ですよ。

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