部屋編 船内編 乗船編 シチリア SeaDay アテネ トルコ クレタ島 SeaDay2 ローマ
とうとう戻ってきた!
長かったようで短かった東地中海7日間のクルーズ、イタリアのチビタベッキアまで帰ってきました。
下船について
クルーズ船の下船ですが、いくつか決まりがあります。
荷物
前日の深夜までに大きな荷物をまとめて廊下に出しておきます。これは、下船後にターミナルで受け取ります。
手荷物・貴重品については手元においておいて大丈夫です。飛行機のように手荷物の大きさに制限があるわけではないですが、クルーズは長期間にわたるので荷物が大きくなりがちです。大きな荷物はあらかじめスーツケースに入れて廊下に出しておけば、下船当日にスーツケースを抱えながらウロウロしなくて済みます。
下船順序
手荷物に関係しますが、下船前日までにバゲージタグが部屋に配布されます。廊下に出す荷物にはそのタグに部屋番号や名前を書いてつけておきます。
タグには色がついており、下船時はその色の順番に呼ばれて下船することになります。その前に部屋を出るのですが、時間制限があり、9時くらいまでには部屋を明け渡さなくてはなりません。部屋を清掃して次のお客さんに備えなければいけないためですね。
スイートルーム
部屋から出て近くのスイートルームを覗いてみました。既に部屋は空でドアも開いており、清掃が始まっていました。
だいたい下船時間は7時~9時くらいです。色でアナウンスがあってから下船します。早く行ってしまうと下船しても荷物が準備されていません。逆に遅い分にはあまり問題はありません。ただ、アナウンスに対して遅すぎると荷物がターミナルのバゲージクレイムからどこかに移動されてしまう可能性があります。それに、間違って誰かが持っていってしまい、紛失する危険性もあります(別のクルーズで経験しました)。
精算
到着前日の夜まででクルーズカードによる購入はできなくなります。それ以降は現金やクレジットカードを受け付ける船会社もありますし、まったく何も買えない会社もあります。Royal Caribbeanの場合は下船日での購入にはクレジットカードでの精算が可能です。
また、前日深夜に精算のinvoiceが部屋のドアの下から入ってきます。クレジットカード等をあらかじめフロントデスクで登録済みで、精算額に問題なければ、そのインボイスにサインをして下船までにフロントのポストに入れておきます。精算が現金やトラベラーズチェック等の場合は、下船までにフロントで支払いをします。フロントデスクは混みますのでクレジットカードでの精算が楽です。
まだゆっくり船にいたい!
Royal Caribbeanの場合、そんな要望にこたえて「延長」プランがあります(有料)。実はこのときは延長をしました。あらかじめ申し込んでおきます。
延長を行うと、通常のとは異なる色のバゲージタグが配られます。船内には昼過ぎまでいられますので、船でお昼を食べてから移動することができます。ただし、部屋から出る時間は通常と同じです。
この船は我々が下船した日が次の乗客の乗船日で、再びギリシャやトルコに向けて旅立ちます。つまり、シーズン中は同じところを一週間ごとにぐるぐるしているのです。そのため、ずっと船の中に残っていることはできません。通常は乗客の入れ替えもあるので昼までには前の乗客を出して、それから次の乗客を入れるので、新旧の乗客が混じってしまうのはあまり都合がよくないのでしょう。
もっとも、クルーズ会社によっては2つのコースを交互に運行して、一週間で降りる人と二週間続けて乗る人がいたりする場合もあります(Holland Americaなど)。
「延長コース」で時間があったので最後に船内を散策しました。
延長する人は殆どいないらしく、みなさっさと下船してしまいました。
クルーズカードは使えませんが、クレジットカードや現金で飲み物も買えます。
いよいよ下船
そうこうしているうちに下船時間です。
下船後、ターミナルで荷物を受け取った後はもう自由行動です。我々はあらかじめタクシーを予約してあったので、下船時には運転手が待っていました。
空港へ
タクシーに乗り込んでローマ空港に向かいます。
空港までは1時間強。下手に流しのタクシーを捕まえてぼられると嫌なので、前もって信頼できるタクシーを予約しておきましたが、結構な距離なので120ユーロかかりました。
それでも、船会社が提供するバスはかなり高額(覚えていないですが一人あたり100ユーロ近く、赤ちゃんでも料金がかかる)なので、3人もいればタクシーのほうが安上がりです。
ここからは飛行機で、ロンドンに帰ります。
こうして初めてのクルーズは終わりました。
一週間、浮世を離れて別世界を体験した気持ちです。今回は未経験・未調査だったこともあって、いい部屋を取ってしまったりほとんどの寄港地でツアーを申し込んだりしてそれなりに高くついてしまいましたが、その分の経験を得られたと思います。また、安く上げようと思えば上がる、ということを知ることができたのも大きいです。
うまく選べば一人一泊あたりで100ポンド程度からあるので、それで3食ついていると思えば高すぎるということもないのではないでしょうか。
日本では「豪華客船」と訳されてしまい一般の人にはなじみがないと思われているクルーズ船ですが、ヨーロッパでは(おそらくアメリカでも)休日の過ごし方の選択肢の一つです。皆さんもいかがでしょうか。お勧めですよ。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!