emacs 24系に移行
私は15年ほどかたくなにMeadowを使い続けてきたのですが、Macでemacsを使い始めたのを契機に遅ればせながら、Meadowからemacsに移行しました。その時のメモです。
ちなみに、移行が遅れた理由はjiskan16フォントを愛用していたためですが、今や美しいフォントがたくさんあるので問題にならないですね。
Emacsをインストール
執筆時点のemacsの最新版は24.5.1です。
日本語入力用のパッチが当たったものはこちらからダウンロード可能ですが、その中でも通常IMEパッチ版は不安定なので、簡易IME対応版(emacs-24.5-simple-ime.zip)をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを好きな場所で展開します。
Mewをインストール
Mewを公式サイトよりダウンロード、インストールします。Windows用のバイナリで構いません。
mewのインストール時に、emacsが見つかりませんといわれることがあります。その際は、
$export emacs_dir=<emacsのインストールディレクトリ>
でemacsの展開場所を指定しておいてからmew.exeを実行します。
MeiryoKeフォントをインストール
こちらよりmeiryo630.7zおよびmeiryoKe_gen_6.20rev1.zipをダウンロードし、以下を実行します。
$ 7z x meiryo620.7z
$ unzip meiryoKe_gen_6.20rev1.zip
$ meiryoKe_gen_6.20rev1
作成されたmeiryoKe_620r1.ttcとmeiryoKeB_620r1.ttcを右クリックしてフォントのインストールを行います。
.emacsを設定
フォントが違うので、Meadow(emacsバージョン22系)とemacsバージョン24系で設定を変えています。
(setq ver22 (string-match "22" emacs-version))
(setq ver24 (string-match "24" emacs-version))
(if ver22
; Meadow系の既存の設定
)
(if ver24
(progn
; emacs 24系の設定、ここではフォントとウィンドウの設定のみ
(set-face-attribute 'default nil :family "MeiryoKe_Console" :height 105)
(setq default-frame-alist
(append (list '(foreground-color . "black")
'(background-color . "white")
'(border-color . "black")
'(mouse-color . "white")
'(cursor-color . "black")
'(width . 80)
'(height . 58)
'(top . 0)
'(left . 1236))
default-frame-alist))
)
)
以上でとりあえず使えるようになりました。あとはゆっくり設定しようかと。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!