シンガポールからの帰りはレッドアイ
シンガポール・チャンギ空港から羽田空港へのフライトをレポートします。
行きのフライトで入った充実した羽田ラウンジのレポートはこちら。
今回の帰りのフライトは夜間、便名はSQ636でした。シンガポールを夜の10時ごろ出発し、羽田に午前5時ごろに到着する便です。
庶民向けの(?)ラウンジ
シンガポール空港のラウンジですが、スターアライアンスゴールドメンバーの資格では入れるのは「クリスフライヤー・ゴールドラウンジ」です。以前ビジネスクラス搭乗時に入った「シルバークリスラウンジ」とは、以下の点で違いがあります。
- 狭い
- シャワーがない
- トイレがない(ラウンジの外にあります)
以前シルバークリスラウンジを経験しているので、いわゆる豪華さはかなり違います。比較してしまうと、ありていに言ってしょぼいです。
とは言え、食事もちゃんとありますし、一般的なラウンジの基準から考えると十分かと思います。
ビジネスラウンジが素晴らしいので霞んでしまうのと、トイレがラウンジ外だったりするのが普通ちょっと違うので違和感がありますが、サービスもきちんとしたラウンジです。
夕食を取ってから来たので特に飲み食いすることもなく、時間が来たら搭乗口に移動です。
搭乗へ
今回は搭乗口へはターミナル内の電車(Skytrain)で移動しました。
この電車は空港の通路のすぐ脇を並走しています。駅間は短く、あっという間につきます。
座席
行きのフライトと異なり、帰りはバルクヘッド(最前列席)は取れず、普通に通路側席でした。
足元は広くはないですが、ひざが前席についたりすることはありません。シートピッチは32インチ(81.3cm)、座席幅は18.6インチ(47.2cm)あります。
最近でこそJALやANAのエコノミークラスのシートピッチが34インチ(86cm)になったり(ただし路線により79cm)大型化していますが、シンガポール航空がこのシートを導入したのは2013年ですから、早い段階からサービスを拡充していますね。
機材はボーイング777で、横幅に関しても10アブレスト(横10席)の設定にする航空会社も多い中、9アブレストなので若干の余裕があります。
深夜便ならではの機内サービス
夜10時ごろの出発なので、飛ぶのは夜間になります。
離陸してしばらくすると、まず飲み物と軽食が配られました。
ピーナッツは袋に入っていますが、それに文句を言うお客さんも航空会社の役員もいませんよ。エコノミーですから。
驚いたのは、アメニティが袋入りで配布されたことです。
"SG50"というのは、シンガポールが2015年に建国50周年を迎えることを記念してのものです。
中を開けてみると、深夜便らしく機内用の靴下と、歯ブラシのセットが入っていました。
エコノミーでも航空会社によってはそれなりにアメニティは用意されていることがありますが、一人ひとり袋に入った状態で配布されたのは初めてなので驚きました。
ANAだったらプレミアムエコノミーで実現するレベルでしょうか。さすがシンガポール航空。
ただ、羽田からシンガポールに行くときの便は昼間だったので、このようなサービスはありませんでした。深夜帯ならではなのでしょう。
個人的にはマスクと耳栓が欲しいところなのですが、いつも持参しています。リクエストしたらくれるかもしれません。
機内食ですが、ご覧の通りで量はかなり充実しています。夕食から結構時間がたっているとはいえ、かなり満腹になりました。
これまでシンガポール航空はビジネスクラスとエコノミークラスを経験しましたが、サービスはかなり良い方だと思います。この「良い」は、私の主観では日本の航空会社(JAL, ANA)と同レベルのサービスを期待できる、という意味で、どちらかというと日本国外の航空会社と比べた時の表現です。ただ、シンガポール航空はそれに加えてエアバスA380をはじめとしたハードウェア(機材)の良さもあります。今回のエコノミー(機材はボーイング777)は機内はちょっと古かったのですが、それでもシートピッチは若干大きめに感じました。東京-シンガポール間は7時間程度かかりますので、少しでも広いのはありがたいことです。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!