コンパクトデジカメラブな私が一眼レフを買った理由

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  • 更新日:2016/06/08
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これまでこのブログも含め、私はコンパクトデジカメ(コンデジ)ばかり使ってきました。

ブログに使うことを意識して写真を撮っているわけではないのですが、どこにでも持ち歩いてメモ代わりに撮影できるのが強みです。

また、スマートフォンも悪くはないのですが、シャッターを押すまでメニューを選んだりが面倒です。写真は撮りたい瞬間にさっと出して撮影できないと、気力が萎えてしまいます。

それと、あの「カシャッ」という電子音、何とかならないもんですかね。

コンデジ遍歴

私がデジカメを使い始めたのはあまり早くありません。その割には、フィルムカメラもまともに使っていなかった(海外旅行の撮影をしてもフィルムを現像に出すのが面倒でそのまま忘れ去られたり)ので、記録ということに対する意識が高くありませんでした。そんな私がこれまで使ってきたコンパクトデジカメはこんな感じです。

SC-1300.jpgSiPix SC-1300 (出典: amazon.com)

初めて買ったデジカメがこれ。アメリカ留学中の2002年に買いました。130万画素で、最大解像度は1,280 x 960。価格は$100ちょっとでした。

光学ズーム機能はありませんが、2倍のデジタルズームがあります。とはいっても、写真の中央部をトリミングしているだけ! 解像度も640 x 480になってしまいます。電源は単三乾電池4本で、記録はコンパクトフラッシュです。電池の消耗が速く、充電池を使っていましたが、電源スイッチを兼ねたモードダイヤルがカバンの中でくるくる回ってしまい、気づいたら電源が入っていて電池が空なんてこともありました。裏側には小さな液晶画面があり、何を撮影したのか一応確認することが可能でした。

当時のサイトにこのカメラで撮影した写真をアップロードしています。当時のITMediaの記事などを見ると、日本では既に200万~300万画素、光学ズーム搭載などが主流。まだガジェット後進国(?)だったアメリカとの差を見せつけています。

EX-Z500.jpgCASIO EXILIM EX-Z500 (出典: amazon.co.jp)

日本で最初に買ったデジカメ。時代が降りたこともあってか、見た目に今も違和感のないデザインです。

500万画素で、購入は2005年。価格はたしか2万円台だったと思います。本体重量が112g(バッテリ含まず)と軽量で、バッテリの撮影枚数が500枚と長持ちなのも魅力。

大変気に入って便利に使っていたのですが、2台体制にしたくなり、追加購入。

DMC-TZ5.jpgPanasonic LUMIX DMC-TZ5 (出典: panasonic.jp)

2008年に3万円弱で購入、900万画素。10倍ズームで、このころからズームにはまります。

このブログで掲載しているフライト関連の写真で、初期のものはこれで撮影しています。

そのうちに一つ前のEX-Z500は撮影した画面に筋が入るようになってしまいました。そのため増備を決意。

DMC-TZ20.jpgPanasonic LUMIX DMC-TZ20 (出典: panasonic.jp)

2011年に購入、価格は25,000円程度で、性能は上がって価格は下がりました。1400万画素、16倍ズーム。

GPSがついているのですが、これの感度は悪く、場所の取得までにずいぶんと時間がかかりました。この状況は現在最新のデジカメでもそんなに変わっていないようで、いまはスマホと連動してジオタグをつけるのが主流のようです。

このブログの多くの写真をこれで撮りました。

このころ、一つ前のDMC-TZ5は飛行機のシートに挟んでしまい、レンズが斜めを向いていました。しかし機能に影響がないという強靭さを発揮していたところはさすがパナソニック。しかしだんだん機能がおかしくなってきて、ストロボ発光しなくなったり、ついには液晶が映らなくなってしまいました(撮影はできる)。

機を同じくして、DMC-TZ20を落として壊すという痛恨のミスをしてしまいました。そのため、2台とも使用不能になってしまいました。

DMC-SZ7.jpgPanasonic LUMIX DMC-SZ7 (出典: panasonic.jp)

そこで2013年に買ったのがこれ。私のデジカメの使い方は、とにかくどこにでも持って行って何でも撮影しておくという感じなので、小型軽量なのが重要。それと、「どうせ壊れるなら消耗品と考える」ということで、安いのにしました。1400万画素、10倍ズーム。DMC-TZ20の画素数にDMC-TZ5のズームという組み合わせでも、買った時の価格は11,000円程度。しかもバッテリとメモリカードを含めても116gと大変軽量で、気に入っています。

ちなみにまだ売ってたりしますが、後継機のDMC-SZ10が12倍ズーム、しかもWifiまで入っていて1万円強、おすすめです。

でもなぜ一眼に?

そんなコンデジ大好きな私が、一眼レフを買うことにしました。

なぜか? 理由は単純で、一眼レフで撮影した写真に衝撃を受けたからです。カメラの専門家でない人が、カメラにお任せのオートで何気なく撮影した写真でしたが、その解像度や色、ボケの具合などに圧倒されました。

それからWebサイトにダイブし、気づいたら「購入」ボタンを押している自分がいました。

何を買ったのか? それは届いてからのお楽しみ!

あ、今でもコンデジは好きですよ! これからは両方使っていくつもりです。

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