ロシアへ!バルト海クルーズ乗船記(サンクトペテルブルク)

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  • 更新日:2016/11/14
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今回最遠の目的地へ

昨日タリンに寄港したMSCのクルーズは6日目にしてロシアのサンクトペテルブルクにつきました。ずいぶんと遠くまで来たものです。

時差も、コペンハーゲンから2時間、ロンドンから見ると3時間進んでいます。ちなみにクルーズでは、時差は夜の間に処理されます。つまり、ある程度東(西)に行くと、夜の間に1時間進む(遅れる)わけです。つまりその日は夜が1時間短く(長く)なります。

P1040591.JPG客船ターミナル。意外と普通

入国はエクスカージョンで

ロシアの入国ですが、他の国とは少々違います。

通常、ロシアの入国にはビザが必要です。ビザの取得には滞在するホテルの情報などを含めた旅程表を作る必要があり、時間もコストもかかります。

ただし、ここには例外があり、

事前に滞在スケジュールが確定した2名以上の団体であり、なおかつロシア政府が指定した海港において船によって出入国する場合、72時間(3日)以内の滞在に限りビザ免除

というルールがあります(参考: Wikipedia)。クルーズの場合には、エクスカージョン(オプショナルツアー)がこれに該当し、船会社が提供するツアーに参加する限りにおいては、ビザが必要ありません。

そのため、ビザなしで上陸するにはエクスカージョンへの参加が必要となります。寄港地でのエクスカージョンは船会社の収入手段でもあり、あまり安くもないのですが、ロシアの場合はビザ取得の面倒と引き換えなので仕方ありません。素直に申し込んでおく方がいいと思います。ちなみに、エクスカージョンは船の中で申し込みますが、あまりぎりぎりになると満員になってしまったり、逆に参加者が少なすぎてキャンセルになっていたりするので、早めに申し込んでおいた方がいいでしょう。

P1040595.JPG上陸後。雨でした

バスで廻るサンクトペテルブルク

そんなわけで、せっかくのロシアを体験するために一日ツアーに参加しました。

P1040598.JPG市電がレトロ

P1040603.JPGDecembrist's Squareの銅像

このあたりはバスで走りながらところどころ下車して観光しています。

土産物屋さんに行きました。

P1040626.JPGマトリョーシカの嵐

土産物屋のあと、バスは聖トリニティ橋を渡り、ペトロバヴロフスク要塞に向かいます。

P1040614.JPGペトロバヴロフスク要塞

ここは下車して観光します。

P1040636.JPG中は人でいっぱい

P1040647.JPGお墓もいっぱい

その後、血の上の救世主教会に立ち寄ります。

P1040657.JPGここは下車しますが、外から見るだけです

その後、レストランによって昼食。


P1040673.JPGあ!

ここにもかの世界的に有名なMのマークのレストランが! でも昼食はここじゃありません。

P1040671.JPGビーフストロガノフとマッシュポテト

もう少しロシア料理っぽいものを食べました。

エルミタージュ美術館へ

その後、このツアーの目玉であるエルミタージュ美術館に行きます。

P1040674.JPGこちらが入り口

内部の撮影は、「撮影チケット」を買い、シールをつけると可能となります。ということでチケットを買ったのですが、なんか勝手に撮影している人もいて、あまりガバナンスは効いていない感じでした。

P1040723.JPG中の様子

白夜

エルミタージュではそこそこ時間がとられて、ゆっくりとはいかないまでも一通り見て回ることができます。かなり広いのでじっくり見ようと思ったらこの程度のツアーでは到底時間が足りませんが。

これでツアーは終了です。

一日フルのツアーだったので、船に戻って夕食を食べ始めると間もなく船は出港しました。

P1040766.JPG島?

しばらく、船は小さな島がたくさんある海域を通過します。それぞれの島には家が建っている...というか、家が島みたいな感じで不思議な光景です。

そして、この夜に見られるのは白夜。

P1040771.JPG白夜

おりしも7月。太陽は地平線のキワにずっとい続けており、一晩中夕焼けのような空が続きます。これはなかなか幻想的な光景で、このクルーズに来てよかったと十分感じさせるものでした。

そしてこのクルーズも帰り道です。明日は一日航海して、明後日の朝には出港したコペンハーゲンに戻ります。

(つづく)

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