特典航空券でライフタイムマイルの確認・加算をする方法

  • 投稿日:
  • 更新日:2016/08/06
  • by
  • カテゴリ:

ANAには「ライフタイムマイル」という制度があります。

これは、現在溜まっているマイルに関係なく、これまでに搭乗したANA便(提携航空会社も一部対象)の全マイルを積算し、到達マイルに対して特典があるものです。

通常のマイルとは以下の点で異なります。

  1. 全ての搭乗の「基本マイル」が積算される。ANAカードやプラチナ等のステイタスで得られるボーナスマイル等は無関係
  2. 有効期限がない。また、減ることもない
  3. 通常積算するマイルと異なり、特典航空券に交換したりすることはできない

このライフタイムマイルでは、50万マイル、100万マイル、200万マイル、300万マイルのそれぞれに到達した際にANAからプレゼントがあります。ちなみに、私の到達マイルはこのレベルです。そちらでも書きましたが、どんなに格安のチケットで飛んでも積算されるマイル数は一緒なので、なるべく長距離を安く(マイルあたりの単価が安くなるように)飛べば、上記のレベルに早く到達できることになります。

一番安くライフタイムマイルを加算する方法

では、「一番安い」搭乗は何かと言うと、「特典航空券」です。なんせタダですから。

なんと、ミリオンマイラープログラムでは、特典航空券による搭乗でも積算の対象になるのです。

ただし、自動的には積算されませんし、マイル口座残高照会では合計しか表示されないので、普通には積算されているかどうか確認できません。搭乗前に自分でライフタイムマイルをメモしておけばいいのですが、私はいつも忘れてしまい、やったことがありません。

どうやって確認するのか

しかし、実は確認する方法があります。それは、

マイル口座残高に0で積算されていればライフタイムマイルには加算されている

というルールがあるためです。マイル口座残高照会のページの例を挙げます。

amc-account.pngマイル残高照会ページ

赤枠で囲んだところは、片方は国内(東京~小松)は運賃種別が「特典旅行」となっています。これは特典航空券で飛んだことを示していて、当然マイル積算は0なのですが、このように、利用明細に載っていれば、ライフタイムマイルは加算されています。

また、その上の赤枠(HEATHROW-TOKYO/HANEDA)は運賃種別は空白ですが、クラスが"I"となっています。これも特典航空券で、マイル積算が0ですがライフタイムマイルは加算されています。

自動加算ではない

ところで、このライフタイムマイルの加算は常に自動で行われるわけではありません。マイレージサービスデスクに確認したところ、

「特典航空券における搭乗時でもチェックイン時にマイレージカードを提示するとライフタイムマイルが加算される場合がある」

ということだそうです。しかし、「事前」や「チェックイン時」にライフタイムマイルが常に加算される保証はないそうです。その場合、後日マイレージサービスデスクに電話することで加算手続きを行うことができます。そのとき、搭乗日、搭乗便(または区間および時間)の情報が必要です。

なお、搭乗から6か月以内ならライフタイムマイルの加算は可能です。

それ以前の搭乗について、加算されていなかったライフタイムマイルの加算は不可能ですが、上記のように1年以内の「特定の特典航空券による搭乗がライフタイムマイルに加算されているかどうか」の確認はマイル口座残高照会のページで可能です。

さらに、私の場合「1年以上前に搭乗した記録がライフタイムマイルに加算されているか」も、マイレージサービスデスクに確認してもらうことは可能でした。

気になる方は確認を

以上の内容はすべてマイレージサービスデスクに電話したときに聞いて確認した情報です。

特典航空券を使っている方は、無料なのだからとあきらめずに、まずはマイル口座残高照会のページで確認することをお勧めします。

こちらもよく読まれています