アメリカ英語とイギリス英語の違い(2)

  • 投稿日:
  • 更新日:2016/09/07
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アメリカとイギリスの英語の違い、第2弾です。

トラック

truck.jpgImage: Pixabay

アメリカ英語: truck

イギリス英語: lorry

アメリカ英語では日本語と同じ「トラック」ですが、イギリス英語は「ロリー」と言います。ちなみに上は日本語でタンクローリー。イギリス英語でもtank lorry (アメリカではtank truckまたはtanker)です。

パワーショベル

digger.jpg

Image: Pixabay

アメリカ英語: power shovel

イギリス英語: digger

これも日本語はアメリカ英語と同じですね。ちなみにより専門用語的にはexcavatorといいます。

1ドル? 1ポンド?

dollar.jpgImage: Pixabay

アメリカとイギリスでは貨幣が違いますね。アメリカはドル、イギリスはポンド。どちらもインフォーマルな言い方があります。

アメリカ英語の1ドル: buck

イギリス英語1ポンド: quid

「100ドル」なら「100 bucks」、「100ポンド」なら「100 quids」のように言います。書き言葉で使われることはあまりありません。

ありがとう

thankyou.jpgImage: Pixabay

ドアを開けてもらったり、何か取ってもらったり、ちょっとしたことで「ありがとう」というとき、アメリカ英語は普通に"thanks"とか"thank you"とか言いますが、イギリスは別の言い方もあります。

アメリカ英語: thanks, thank you

イギリス英語: cheers

逆に、日本語で「すみません」というときの表現も異なります。

アメリカ英語: excuse me

イギリス英語: sorry

イギリス英語の場合のsorryは、本気の謝罪のときも使う単語ですが、この場合はちょっと体が触れてしまったとか、道をあけてほしいとか、そういう時にも使う単語です。そのような場合、語感も軽い感じで使います。

イートインかテイクアウトか

burger.jpgImage: Pixabay

ファーストフードで呪文のように聞かれるアレです。

アメリカ英語: for here or to go

イギリス英語: eat in or take away

イギリスは日本に近い言い方なのですが、「take out」とは普通は言いません。ではtake outが和製英語かと言うと、一応通じるのでそうとも言い切れないようです。

地下鉄と地下道

underground.jpgImage: Pixabay

アメリカとイギリスで意味がほぼ反対になっていて混乱するやつです。ちなみに上の写真は"Tube"の愛称で親しまれるロンドン地下鉄のマーク。

アメリカ英語の地下鉄: subway

イギリス英語の地下鉄: underground

アメリカ英語の地下道: underpass

イギリス英語の地下道: subway

アメリカでの"underground"は単に地下であることを表します。ロンドンの中心地などではよく「public subway」と書かれた(公共の)地下道を見かけます。

上の写真がロンドン地下鉄のものであることを記憶しておくと「undergroundはイギリスでは地下鉄の意味、だからアメリカでは地下通路」と覚えられるかもしれませんね。

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