ドーバーを出たクルーズも既に中盤、今日はAlesund (オーレスン)です。
最北の地
Alesundは今回のクルーズの寄港地で最も北にある場所で、北緯62度にもなります。
夏至の日の昼間(daylight)は19時間59分にもなり、それ以外の時間も市民薄明(Civil Twilight)という時間帯で暗くなりません。その代わり、冬至の日の昼間は4時間57分しかありません。我々が訪問したのは6月初旬ですので、いい時期です。
水族館へ
この街は人口4.5万人の小さな町ですが、それでもノルウェー国内では人口順位18位 (2013年)を誇ります。1835年にはたった482人しかいなかったそうです。
ここにはAtlantic Sea Parkという水族館があり、スカンジナビアで最大の水族館の一つだそうなので、行ってみることにしました。
水族館へは港からバスが出ています。
いかにも「船が着いたときだけオープンします」感を醸し出していますね。
水族館はAlesundの町の中心から15分程度バスに乗ったところにあります。近くには海水浴場もあるそうですが、6月でも海水浴をしたいと思える気温ではありませんでした。一番水温が上がる8月でも水温は14度程度なので、水に入るのは厳しいかも。
船の到着に合わせて出たのですが、バスが水族館についてみると、まだ開館前でまわりには誰もいませんでした。
20分くらい待って、中に入りました。
開館したばかりで他に誰もいません。
一通り見て、帰るころになってようやくお客さんがちらほらとやってきました。なんかのんびりしています。
港に戻ってきて、いったん船に戻って昼食を取りました。町が小さく港をベースに動き回るので、現地の食事にこだわりがなければいつでも食事ができるのがクルーズの強みです。上層階にあるバフェはほぼ一日中やっています。3食付きですので、追加料金はかかりません。
満腹したところで、街歩きに繰り出します。
オーレスンの町は、「ユーゲント・シュティール」(青春様式)と言われる建築で有名だそうです。
ユーゲント・シュティールは、「構成と装飾の一致」を理念とし、美や快楽と実用性を融合させることを主たる目的としていた。
(中略)
ユーゲント・シュティールの建築は、簡潔で機能を重視した形体が重んじられる一方、一度限りの芸術性、唯一無二のデザインが尊重される。そのため、「装飾過多」「貴族主義」などの批判を受けることがある。
だそうです(Wikipediaユーゲント・シュティールより)。
ショッピングセンターがありました。これもユーゲント・シュティールでしょうか。お土産を買って船に戻ってきました。
夕方に船が出ても、日は沈むことなく夜は更け行くのでした。
これからクルーズはだんだん南下していきます。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!