Windows 10になってしばらく経ちますが、我が家のPCのオフィスソフトは未だにMicrosoft Office 2003でした。このソフトは既にサポートが終了しており、これでは来るべきウィルスに対抗できないので、何か別のものに変える必要があります。
一番魅力的なのはOffice Starter 2010といって、無料のMicrosoft Officeです。
なにせ「Microsoft正規のオフィスソフト」で「無料」です! 試用版とかではありません。
そのかわりWordとExcelのみで、機能も若干削減されています。でも家庭ではそれほど高機能を必要としないので、これで十分と入れてみることにしました。
ただ、若干の工夫が必要です。
環境はWindows 10 64bit版です。我が家で使っているエディションはProですが、Homeでも同じだと思います。
インストール方法
まずはダウンロード
まず、MicrosoftのサイトからOffice Starter 2010をダウンロードします。
Microsoft Office Starter 2010のダウンロードサイト
インストールの前に...
ダウンロードしたファイル(setupconsumerc2rolw.exe)をそのまま実行すると、次のようになってしまいます。
このエラーを回避するには、ファイル(setupconsumerc2rolw.exe)を「管理者」で実行してください。
アップデートも必要
管理者で実行するとインストールは終了しますが、スタートメニューからクリックしても肝心のWordやExcelが立ち上がりません。
この症状を回避するために、アップデートをインストールする必要があります。
アップデート(KB2598285)の配布サイト(Microsoft)
ダウンロードしたアップデート(click2run2010-kb2598285-fullfile-x86-glb.exe)をダブルクリックしてインストールしてください。
無料ウマー
これで動くはずです。
有料版のオフィスとは、英語版しかない、画面右側に広告が入っているなどの違いがあります。
制限される機能としては、以下のようなものがあります。
- Wordでは、アドイン、相互参照などが使えない、目次や索引、数式が作れないなど
- Excelでは、アドイン、ピボットテーブルなどが使えない、署名ができない、データの入力規則が作成できないなど
主にビジネス現場で利用される機能が削減されていると言えます。
しかし、試用版やシェアウェアなどではなく、完全に無料で使えるフルバージョンのOfficeです。
いま古いMicrosoft Officeを使っている場合などはアップグレードパスとして有望です。お試しください。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!