今回のロンドンからのフライトは、2014年6月にオープンしたターミナル2からとなります。
2014年にオープンしたターミナル2、愛称はQueens Terminal
ターミナル2
ターミナル2は若干ターミナル5に似ています。たとえば上から見下ろす広々とした待ち合わせエリア。
たとえば子供との待ち合わせに活躍するプレイエリア。
もっとも今やヒースローの各ターミナルにプレイエリアがあります。
遠い搭乗ゲート
ターミナル2には2つのゲートエリアがあります、搭乗ゲートAはセキュリティを通ってすぐの待ち合わせエリア近くなのでいいのですが、ゲートBは建物が離れており、延々地下道を歩く必要があります。
ANA便は通常ゲートBからの登場になるため、この地下道を歩く必要があります。
ゲートBに行くには、まずこの長いエスカレーターで地下に降ります。
これが長い通路です。幸い動く歩道が整備されていますが、片方向だけ。ゲートBのエリアにはあまり免税店など店舗がないため、間違ってゲートBに行ってしまって戻って来たい時は、この通路を歩いてくる必要があります。なお、ゲートAとゲートBの間の移動時間は徒歩15分とされています。1kmくらいあるのでしょうか。
いつも不思議なのですが、これだけ距離があるならなぜ電車などの交通機関を用意しなかったのでしょうかね。
利用できるラウンジは2つ
ターミナル2において、スターアライアンス系で利用できるラウンジは2つあります。両方ともこのゲートBで、
- Air Canada Maple Leaf Lounge
- Singapore Airlines Silver Kris Lounge
の2つです。他に、到着者用のラウンジ(United Global First Lounge)とカードラウンジ(Plaza Premium Lounge)がゲートAのエリアにあります。
ラウンジへの入り口から階を上がると、両側にラウンジの入り口があります。片方にはエアカナダのラウンジ。
Singapore Airlines Silver Kris Lounge
もう片方にはシンガポール航空のラウンジ(シルバークリスラウンジ)があります。
ここでどちらかを選択しなければならないのですが、ここのエアカナダのラウンジは以前利用したことがあるので、今回はシンガポール航空のラウンジにしました。
もともとANAがターミナル3で発着していた時も、シルバークリスラウンジは好きで頻繁に利用していました。新しくなったターミナル2でどのようになったか楽しみです。
シルバークリスラウンジ
ラウンジを入りチェックインを済ませると、シンガポール航空の大型機、A380の模型がお出迎えです。
その周囲にはこぢんまりとしたシーティングエリアが。
奥にはコンシェルジュの席、左側には飲み物もあります。ここには誰もいませんでした。
シーティングエリア
入り口を入って左に進むと広いシーティングエリアがあります。
大きく窓もあり、明るく開放的な空間です。
PC作業などに適したワーキングエリアもあります。電源もACおよび充電用USBポートが完備です。
ソファ席にも電源が装備されています。ちょっとANAのラウンジに似ていますね。
本もいろいろあります。
ターミナル3時代はラウンジ全体の面積が小さかった(別途ファーストクラス用のラウンジがありましたが)ので、かなり広くなったように感じます。
食事
シンガポール航空ですから、食事関連も抜かりはありません。
セルフサービスのカウンターエリアがあり、サラダからホットフードまで揃っています。
さすが広くなったおかげか、スイーツの種類は以前とは段違いになっていました。
飲み物も各種揃っています。こちらはセルフサービスで、自分で好みのものを取って行くスタイルです。
バーカウンターエリアはかなり広くなり、シャンパンからカクテルまで各種注文することもできます。もちろん無料です(念のため)。
ダイニングエリア
本格的に食事をしたい人のためのダイニングエリアもあります。ターミナル3時代はこのダイニングエリアが狭かったので、かなり改善しました。
フライト
フライトですが、エコノミークラスでした。
ボーイング777-300型機のエコノミー。Fixed Back Shall (リクライニングした際に座席が後ろへ倒れないタイプ)なので後ろに迷惑をかけずに座席を倒せます。その代わり座面が前にせり出すのでひざ前のスペースが少なくなります。
このシートは評判がイマイチだったのか、最近のANAの更新ではリクライニングで座席が後ろに倒れる従来タイプへの回帰が進んでいます。
離陸してしばらくすると飲み物のサービスです。テーブルは大型です。テーブルを出した後にカップホルダーがさらにあるのは面白いですね。狭いエコノミーシートではカップを倒してしまいやすいのでいい考えだと思います。
メインは確かカレーだったと思います。カレーに蕎麦ですか。そうですか。
デザートはイギリスBeechdeanのアイスクリーム。
着陸前の2食目はお粥でした。おかゆにビールという奇妙な取り合わせ。
到着
およそ11時間のフライトを終え、羽田空港に到着です。
だいぶ容量が逼迫してきた羽田空港の国際線ターミナルですが、沖留めということもなくゲートに到着します。
通路を通って入国審査、荷物受け取り、税関です。荷物が出てくるまで少々時間がかかるのが玉に瑕ですが、羽田からだと都心まで近いので着陸して1時間もあれば品川や浜松町に出られます。便利ですね。
お疲れさまでした。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!