今回は出張でダラスに行きました。ダラスからはANAの直行便がないので、Unitedのハブであるシカゴまで移動することになりました。
ずらり並んだ出発案内
ダラスも大きな空港です。出発案内表示だけでこの量です。
ダラスフォートワース空港の不思議なセキュリティ
ダラスからの出発便は7時台なので、5時過ぎには空港に着きました。
ここのセキュリティチェックで不思議な経験がありました。一言で言うと、セキュリティチェックが非常に軽いのです。
軽いセキュリティチェックというとTSA Preというのがあります。
これは、アメリカ国籍保持者やフリークエントトラベラー向けにセキュリティチェックを簡易化しているプログラムで、該当する人はチケットに"TSA Pre"と書いてあります。
TSA Preのロゴ
出典: tsa.gov
ダラスもこのプログラムは実施しているようで、セキュリティチェックの列はTSA Preありとなしで分かれており、係りの人がチケットを見て振り分けていました。
私のチケットにはTSA Preの印はなかったので、並んだのは普通のレーンだったのですが、単に列が長いだけで最終的にTSA Preのレーンと合流してしまいました。
そのあとX線の荷物検査があるのですが、
- カバンからラップトップを出さなくても良い
- ポケットからすべてのものを出さなくても良い
- パスポート、チケット等を手に持ったままで良い
- ベルトを外さず、靴も脱がなくて良い
- 全身スキャンでをする物々しい機械はなく、昔ながらの金属探知機を通過するだけ
というないない尽くしでした。
ちょうど出発前に、アメリカの10以上の空港で「スマートフォンより大きいデバイスの持ち込み禁止」というのをアナウンスしており、メールも来ていたので拍子抜けしてしまいました。
ラウンジ
ダラス空港のユナイテッドラウンジに寄りました。
まだ午前5時台と早朝ですが、飛行機は飛んでるので開いています。
中は結構広いです。手前はダイニングエリア、奥はワーキングブースとシーティングエリアです。
椅子がゆったりしていて、広さの割に席数はそれほどでもありません。
朝食を提供しています。手前はデニッシュやマフィン類です。
朝食いろいろ
こちらはフルーツとヨーグルトです。
フルーツにヨーグルトをかけたものと、オートミールをいただきました。アメリカのオートミールもイギリスのポリッジも結構好きなんです。
搭乗
飛行機の機材はボーイング737-800型機でした。
座席配置は標準的な3席-3席です。
この機材で興味深いのは、国内線にもかかわらずシートテレビが装備されていることです。
ちゃんとビデオオンデマンドになっており、メニューから番組を選ぶことができます。
番組を選んだりボリュームを調整したりするのが、こちらのコントローラ。アームレストについていて、取り外すことはできません。
多数のチャンネルがあり、番組表から選ぶことができます。
さあ見よう...ところがどっこい、有料でした。
2時間までのフライトなら$5.99、2時間を超えるフライトは$7.99、3席分以上同時に購入すると各席分$2の割引がある、と書いてあります。
今回のフライトは時刻表上2時間をわずかに超えるので、$7.99です。この程度のフライトだと、ちょっとうとうとしていれば目的地に着いてしまうので、必要性が疑問ですね。アメリカは国土が広いので、横断飛行とかだと意味が出てくるのでしょうか。
同じユナイテッドでも、WiFiによるスマートフォンやタブレット配信に特化した飛行機があることから考えると不思議な感じです。
今回乗ったのがボーイング737-800型、上のタブレットホルダー付きはボーイング777-200型、飛んでいる地域もグアムとアメリカ本土という違いがあるので、そのあたりの戦略の違いでしょうかね。
この機材は、DirecTVが費用を出して飛行機につけたのではないでしょうか。これってペイするのかな...と思っていたのですが、$7.99払って見られなかった、どうしてくれるんだゴルァ、と$5M (500万ドル、およそ5億円)の損害賠償裁判を起こされたくらいなので、アメリカには見る人はいるのでしょうね、はい。
最後に機内サービスを。
とっても甘いワッフルでした。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!