アメリカ入国がたったの10分!

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  • 更新日:2017/09/30
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先日米国出張した時に、初めて

Automated Passport Control (APC)
自動旅券コントロール

を体験しました。

passport.jpg

ヒューストンで実施

今回行ったのはテキサスのヒューストン空港(IAH)。

この空港は対応空港で、飛行機から降りて入国審査のロビーに行くと、基本的にキオスク端末に誘導されます。

kiosk.jpgFrom U.S. Customs and Border Protection

このような機械が多数並んでおり、これを使ってパスポート、写真、指紋をとります。

終わるとレシートが出てきますので、それを持っていきます。

前の方に係りの人がいるので、その人にレシートを見せると、左右の列に振り分けられます。これは、ESTAで初回の入国か、2回目以降の入国かで振り分けられているように見えました。

私はすでに現在のESTAで何度か入国しているので、そのあとは再び別の係りの人がいるので、その人にレシートを渡し、パスポートにスタンプをもらって終わりです。

かかった所要時間は、この入国審査ロビーに到着してから10分くらいです。驚異的に早いです。

Customs Formは?

米国行きの飛行機に乗ると、機内でCustoms Formを配られます。

customs-form.jpgFrom U.S. Customs and Border Protection

こんなやつですね。当然私ももらって記入しておいたのですが、今回は渡す機会がありませんでした。

というのも、上記のキオスク端末で、Customs Formに記入するのと同じ事項を答えているからなのです。

これも便利です。今度からヒュートンに飛ぶときはこの紙をもらわなくても大丈夫ですね♪

誰が使えるのか

もともとこのAutomated Passport Control (APC)、米国民とカナダ国民は利用できました。それがESTAを利用して入国する他の国の市民にも解放されたのですね。

現在、APCが使えるのはドイツ、日本、英国、フランスなどの計38カ国。こちらに完全なリストがあります。

ちなみに、私はサンフランシスコ空港(SFO)でも使ったことがありますが、Kioskを使ったあとに普通の入国審査があるので、結局時間がかかり、あまり意味を感じませんでした。

ヒューストンのように早く完全に自動化されて欲しいですね。

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