先日米国出張した時に、初めて
Automated Passport Control (APC)
自動旅券コントロール
を体験しました。
ヒューストンで実施
今回行ったのはテキサスのヒューストン空港(IAH)。
この空港は対応空港で、飛行機から降りて入国審査のロビーに行くと、基本的にキオスク端末に誘導されます。
From U.S. Customs and Border Protection
このような機械が多数並んでおり、これを使ってパスポート、写真、指紋をとります。
終わるとレシートが出てきますので、それを持っていきます。
前の方に係りの人がいるので、その人にレシートを見せると、左右の列に振り分けられます。これは、ESTAで初回の入国か、2回目以降の入国かで振り分けられているように見えました。
私はすでに現在のESTAで何度か入国しているので、そのあとは再び別の係りの人がいるので、その人にレシートを渡し、パスポートにスタンプをもらって終わりです。
かかった所要時間は、この入国審査ロビーに到着してから10分くらいです。驚異的に早いです。
Customs Formは?
米国行きの飛行機に乗ると、機内でCustoms Formを配られます。
From U.S. Customs and Border Protection
こんなやつですね。当然私ももらって記入しておいたのですが、今回は渡す機会がありませんでした。
というのも、上記のキオスク端末で、Customs Formに記入するのと同じ事項を答えているからなのです。
これも便利です。今度からヒュートンに飛ぶときはこの紙をもらわなくても大丈夫ですね♪
誰が使えるのか
もともとこのAutomated Passport Control (APC)、米国民とカナダ国民は利用できました。それがESTAを利用して入国する他の国の市民にも解放されたのですね。
現在、APCが使えるのはドイツ、日本、英国、フランスなどの計38カ国。こちらに完全なリストがあります。
ちなみに、私はサンフランシスコ空港(SFO)でも使ったことがありますが、Kioskを使ったあとに普通の入国審査があるので、結局時間がかかり、あまり意味を感じませんでした。
ヒューストンのように早く完全に自動化されて欲しいですね。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!