搭乗 部屋 Sea Day チュニス パレルモ チビタベッキア ジェノバ マルセイユ バルセロナ
実は、チビタベッキアは以前行った東地中海クルーズの出発地でした。
そのときは単に乗船・下船するだけで、地上ではタクシーで空港との間を移動するだけだったので、街を観光することはありませんでした。
今回、それが叶います。
ローマ?
このチビタベッキア、クルーズの旅程では「ローマ」と案内されることもあります。
これは、この街がローマ近郊で大型船が発着できる港を持つためです。ローマ発着、または寄港地とされているクルーズ船はここにやってきます。
ただ、実際にはローマとは車で1時間くらい離れており、結構距離があります(80kmくらい)。ローマと案内するのはどうなのか、と思うこともあります。
同じようなことは世界中に見られ、例えば「東京」と案内される横浜港とか、「ロンドン」と案内されるドーヴァー港、サザンプトン港などもあります。
東京と横浜はそんなに離れていませんが、ロンドンとドーヴァーやサザンプトンは130km、車で2時間の距離ですから、ロンドンと言われてもピンときませんね。
そんなチビタベッキアですが、ローマの港として使うため広いです。そのため、船から港の出口のところまでは無料のシャトルバスが出ました。
クルーズでは陸での移動はほとんど有料になるので(しかも高い)、これは嬉しい配慮です。
日本人教会
さて、このチビタベッキアには知る人ぞ知る、日本人が祀られた教会があります。
この教会は「日本聖殉教者教会」といい、1597年に豊臣秀吉の命で捕縛され、十字架に磔にされた26人の殉教者を劣勢し、祀っています。
1615年に支倉常長が通商交渉で来欧し、チビタベッキアに上陸したのが縁だそうです。
が、マリア様は和装です。
この教会の内部の壁画を描いたのは長谷川路可です。
慶長6年1月9日、住吉在枝川の堤の茶店の脇で、長崎に曳かれて行く途中の切支丹の後を追いかけ、自分も仲間に加えて欲しいと嘆願する大工の聖フランシスコ吉(Wikipediaより)。
左下は長谷川路可の自画像だそうです。なんかお茶目。
別の一角には、通常の(?)キリスト生誕を表現するものがありました。
ここの司祭の方が作ったのでしょうか。
マーケットへ
教会の後は、マーケットにやってきました。
屋内っぽいところもあり、肉屋や雑貨屋など様々な店が軒を連ねています。
街で見かけた3輪車。なんかタイムスリップしたような気分になります。
小さな町ですが、歩いてみるとなかなか楽しいものです。クルーズでチビタベッキアを訪れた際は、ぜひ歩いてみてください。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!