メディックアップデート罰ゲーム！アクセス数大幅減少の分析

2018年8月1日を境に一気にアクセス数が悪化した当サイト、手をこまねいて見てもいられないので分析をしています。

Search Consoleで見てみる

謎のアクセス減少の理由を調査するために、GoogleのSearch Consoleを使ってみます。

すると、8月1日を境にグラフの形が大きく変わることに気づきました。

上がそのグラフです。それぞれの線の意味は、以下のようになります。

です。

グラフの開始日(一番左)は7月1日で、一番右は8月21日です。

8月1日より前は多少上下してもおおよそ一定の値を示していた各数値ですが、8月1日を過ぎると大きく動き始めます。

何と言っても、表示回数とクリック数が激減しています。8月21日の段階でほぼゼロになってしまいました。いくら何らかの理由で当サイトのコンテンツがまずく、ペナルティを課されたとしても、ひどすぎやしませんか旦那?

と思ってからはと気付いたのですが、実は当サイトは8月13日にhttps化していたのでした。

この分析はhttpのサイトで行っており、httpsのトラフィックは採集していません。

試しに8月13日を境に見てみると。

表示回数とクリック数に関しては、8月13日を境に「一段と」下がっていることがわかりました。

とはいえ、8月1日〜8月13日の間も、その前に比べると随分と悪化しています。

7月後半(7/19-7/31の13日間)と8月のSSL化前(8/1-8/13の13日間)を比べると、おおよそ表示回数は-40%、クリック数は-35%になっていました。

Google Analyticsで分析したアクセス数の変化がおよそ-30%でしたので、だいたいクリック数(つまりGoogleの検索から当サイトに飛んできた数)に近い減少が観察できました。

一方、グラフをもう一度見てみると、CTRはと掲載順位に関してはむしろ8月1日を境に上昇を始めています。

先ほどと同じ、7月後半と8月のSSL化前の値の変化を見ると、CTR、掲載順位とも11-12%程度改善しています。掲載順位が上がったのでそれに関連しCTRが上がった、と考えるのが妥当でしょうね。

これも理由はわかりませんが、必ずしも当サイトがGoogle八分にされているわけでもなさそうです。

今後は、https化を実施してからの検索アナリティクスを見て、アクセス数が改善しているかをみる必要があります。

しかし、現時点ではまだデータがたまっておらずパフォーマンスを見ることができません。

1〜2週間程度待って、さらに分析が必要そうです。

先ほどの繰り返しになりますが、https化と無関係に8月1日〜8月13日の間にアクセスが大幅に悪化しています。そのため、全体としてはやはりアクセスは減っており、その理由が8月1日のMedicアップデートではないかというのが、今のところの分析です。