久しぶりに出張でロンドンに行ったら、いろんなことが変わっていました。
なんというか、ある意味で日本化しているのです。
地下でも携帯が使える?!
今回最初に驚いたのは、「地下でも携帯が使える」ことでした。
ロンドンヒースロー空港から市内までは、ロンドンに行く旅行者にはおなじみの空港連絡鉄道ヒースローエクスプレス(Heathrow Express)で行きました。
このとき、電車を待つヒースロー駅構内や、出発後の地下トンネルの中で携帯の電波が入るのです。
日本では地下鉄で携帯電話が使えるのは当たり前の話なのですが、ロンドンではそうではなかったので驚きました。
ロンドンもとうとう地下までスマホゾンビの街になるのか!
と思ったのもつかの間。
でも、それは一瞬のできごと。ロンドン地下鉄(Tube)では愛からわず電波は届かないのでした。
そればかりか、中心地においても電波の入りは悪く、すぐ"3G"になったり、ひどい時は"E"や"No Service"になってしまいました。
("E"というのは、2Gの電波で、インターネット利用などのパケット通信はほとんどできません)
なので、地下鉄に乗っていてもスマホを覗き込んでいる人は少ないのでしが。ゲームをしている人が少しいるくらいです。
日本の携帯電話もローミングが比較的安価になってきたのはありがたいことですが、電波の入りが悪いのはどうにもなりません。ローミングもVodafoneやEEなど各社渡り歩いてこの状態です。
関係ないですがHeathrow Express高いですね! 時間帯で値段が変わり、乗ったのが高い時間帯とはいえ、15分の乗車、距離にしておよそ30kmに25ポンド(3,600円程度)は随分割高に感じます。
改札がある!
鉄道ネタをもう一つ。
ヒースローエクスプレスに改札ができていました。
でもあまり使われていない。
上の写真で自動改札機があるのが見えます。以前はこのような改札はありませんでした。
よく見ると、改札機の上のところにバツ印がついているのですが、これは改札機が開放されているためです。
そのため、特に改札をしなくても通れてしまいます。
導入はしたけど、使われていないのね、とタカをくくっていると、最後にありました。
最後、ヒースロー駅でHeathrow Expressを降りたあと、改札に切符を通さないと通れないようになっていました。
これは意外でした。Paddington駅で入る時はフリーパスだったので。
改札機の前で何人もの人が立ち止まっています。これ、皆さんすでにカバンの奥底にしまった切符を取り出しているのですね。
車内検札があるので、それが終わると切符は用済みになると考えている人が多いのでしょう。
あるおじさんが切符が出てこないので改札機を叩いてました。ようやく切符を取り出して、改札でチケットを通したのですが、切符はもう出てこないのです。
日本だと駅を出るときに切符が自動改札機から出ないのが当たり前ですが、おそらく出張費精算などの証明に使いたかったのでしょうね。
紙がない!
トイレの手拭き紙がなくなってエアータオルになった。これはかなり徹底していて、ホテルや空港のラウンジなど、これまでスーパーマーケットなどコストを抑えるようなところがエアータオルになっていても紙を使っていたところが、今やエアータオル(ジェットタオル?)になっていました。
従来あったのが、たとえばこういうやつ。
出典: Pixabay
機械の前に手をかざすと、一定量の紙が出てくる機械です。
それが、例えばこんなやつに変わっていました。
これもまた日本では当たり前のことですね。遅ればせながらエコロジーブームでしょうか。
キャッシュレス化が進んでいる!
イギリスは以前からどこでもカードで支払い可能でした。
しかし、最近はたとえばMarks & Spencer (スーパーマーケット)ではself checkout (セルフレジ)でキャッシュ払いを受け付けないようになっていました。
キャッシュを受け付けてくれる有人レジの数は少ないので、待たなければいけません。
今回のイギリス行きでは、ロンドンで現金が使えない!に書いたように、紙幣やコイン自体が変わってしまって難儀しました。
ただそれだけでなく、現金を新しいものに交換したあとも、現金が使える場所が減ってきていることを感じます。
この最後の点だけは、まだまだ現金を使う人が多い日本と違いますね。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!