iCloudに入れないMacなんて、コーヒーのないクリープ!
遅ればせながら、私もMacBook Pro (2015 Early、以後MBP)をアップデートしました。
それまで使っていたOSは購入時からついていたEl Capitan (OSX 10.11)です。
Mojave のバージョン番号は10.14ですので、一気に3つもアップデートしたことになります。
アップデートした理由は、Notesの文字がズームできなくて見にくいとか、Safariが遅いとか、SafariでMovable Typeの入力画面を出すとカーソル位置がずれるとか、TimeMachineがうまく動かないとか、Bluetoothの調子が悪いとか、そんな細かい不満が積み重なったためです。
iCloudに入れない!
アップデートしてすぐその症状は始まりました。
Notesがうまく同期してくれないのです。
MBPで入力した内容が他のマシンやiPhone, iPadで反映されない、その逆もしかり。
なんかiCloudの調子が悪い。そんな時は一旦ログアウト。
これが悪かった。
再びログインしようとしたら、ログインできない!
この画面で、Apple IDを入れると、パスワードを入れる状態になり、パスワードも入れます。
すると、しばらくして何事もなかったのように上の画面に戻ってしまってApple IDを入れろと。
本当だったら手持ちのiPhoneなどに「2ファクタ 認証」のためのコードなどが出るはずなのです。
それが出てこない。
iCloudに入れないMacなんて、Noteだけでなくてパスワードも住所録もSafariの履歴も同期できない。Find My Macも使えない。
そんなの辛すぎます。
あれもこれもダメ
いくつか試してみたのですが、ダメでした。
ダメだったのを書くのもアレですが、人によってはこれで直ったという例もあるので、備忘録も兼ねて書いておきます。
まず、セーフブートをやってみました。
"Shift"を押しながらリセットをかけるやつですね。
結果は振るわず。やはりログインできません。
次に、ディスクユーティリティでFirst Aidを実行しましたが、問題は発見されませんでした。
つぎに、PRAMリセットを試してみました。
リブート時にCommand+Option+P+Rを押すアレです。
結果は何も変わらず。
さらに、Macに別のユーザアカウントを作って、その上でiCloudへのログインを試してみました。
これは可能でした。
でも、4年も使っていたユーザアカウントを捨てて乗り換えるなんてできません!
いや、技術的には可能なんですが、面倒すぎます。
これは最後の手段です。
解決方法はこれ!
なかなか途方に暮れかかっていたのですが、以下の手順で、無事にiCloudへのログインに成功しました!
方法は、「キーチェーンアクセス」アプリケーションを起動します。
メニューの"Keychain Access"→"Preferences..." (設定)を選択します。
ここで「Reset My Default Keychains」を押します。
キーチェーンを消すよ、という警告が出るので、ためらわず"Reset"を押します。
すると私の場合、ここでログインパスワードを求めるダイアログが出ました。
ここで正しいパスワードを入れても、
というエラーが出て、上記の"Keychain Not Found"というダイアログに戻ってしまい、無限ループに陥ってしまいます。
この画面でCancelを押しても、無限ループから抜け出すことはできません。
そこでおもむろに、Macをリブートしてしまいます。
リブート後、iCloudの設定画面でApple IDへのログインを試みます。すると、
もし似たような症状に陥ったら、試してみてくださいませ。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!