ハンドシュレッダー、つまり手動で紙をバラバラにするシュレッダーを買いました。
ナカバヤシのNSH-101という製品。
「クルッキルクロス」という愛称がついています。
ちなみに今はディスコンですが、Amazonでは扱っているようです。おとなしく後継機種(3wayだとZ3011、紙のみなら2枚対応のZ3009、リンク先はAmazon、以下同様)を買ったほうがいいでしょうが、使い勝手は一緒ですのでご参考に。
3wayということで、A4用紙のほかにCDとカードの挿入口があります。
なぜ手動か
今回、手動モデルを買ったのには訳があります。
それは、
電動モデルはすぐ息切れする
からです。
たとえば、最近飛ぶ鳥を落とす勢いのアイリスオーヤマのこちらの製品。
2,000円台で5枚入って電動! スペック的にはかなり魅力です。
ところが、問題は
定格連続運転時間
なのです。こちらの商品、なんと2分です。
どういうことかというと、2分連続で動かしたらモーターが熱くなってしまい、休ませる必要があるのです。
その休ませる時間はなんと1時間。
つまり、およそ1時間あたり2分しか使えないと。
1日寝ないで頑張っても48分。
これでは、ついついシュレッドが必要な紙を溜め込む我が家には全く適しません。
一方、手動なら連続運転時間は体力の続く限りです。
筋トレにもなって一石二鳥。ステキ。
このくらい切れる
このシュレッダー、安いですがA4が縦でそのまま入ります。
これ結構大事で、安いシュレッダーの中には「A4縦2つ折り」にしないと入らないものがあったりします。
作業性にかなり影響するので注意しましょう。
一枚しか切れない仕様ですが...。
実際には2枚、折りたたんだ紙などはいけてしまいます。上の写真もB4の紙を折りたたんだ2枚重ねです。
ただ、結構回すハンドルが重い。
特に大きめの紙などは回している最中に波打って重なってしまうので、実質的には3枚も4枚も重なった状態になります。
ハンドルがあまり丈夫そうでなく、あまりに重くなるとハンドルがバキッといって一瞬でお陀仏になりそうなので、あまり無理しすぎないようにしましょう。
レシートは薄いので、2枚くらい重ねても余裕です。
もう一つこのシュレッダーのいいところは、クロスカットなことです。
ストレートカットだと線状に切るだけなので機密性がどうしても気になります。
まぁ、家庭で使うのにそんなに機密性もないんですが、個人情報にうるさい日本ですので、用心に越したことはありません。
こういうの見ると一気に自宅にプロの雰囲気が漂います。オフィスっぽい。
バラバラになった紙。紙片の大きさは3mm x 20mm。文字はかろうじてわかりますが、意味はわかりません。
熱い奴をヤッてみる
厚めの紙はどうだろうということで、圧着はがきを試してみました。
こういうやつ。これは車の保険の見積もりで、開くと3倍の大きさになるやつです。
ハンドルが重い!
出来上がり。
圧着のままシュレッドしても、ほとんど原型を留めたままです。
これじゃ個人情報保護にならないよーママー。
2度目をかけると、はじの方から脱落していきますがが、まだ形を保っています。
まだまだー。
なんかシュレッダーに斜めに入っちゃいました。
3度目。斜めに切れ目が貼りましたが、まだハガキの中央部は残っています。
4回目で、ようやくバラバラになってくれました。
もともと3枚重ねだったのでこんな感じですが、一旦開いてからシュレッドすればいいのです。
くるくるくる。
薄いので、ハンドルもずいぶん軽いです。
一度でバラバラ。
ちなみに、CDやカードの入り口もありますが、CDは3分割、カードは4分割するだけなので、これだけではあまり役に立たないかも。
思ったより軽く切れます。
と思ったら、単に4分割しただけ。
これでは、シュレッドしても横書きの番号が思いっきり残りますから!
ハサミ兼用が吉です。
今回の成果
今回溜まりに溜まった紙。
A4換算で500枚はあったと思います。
こんな袋が出てるとプロっぽい。
市のゴミ回収がオフィスゴミと間違えて回収してくれないなんてことは...ないよね?
という訳で、たくさんの紙を処理すると疲れますが、個人情報保護と暇つぶしと筋トレの三位一体を経験してみませんか?
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!