コロナで皆が賢くなり、日本経済は壊滅する

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  • 更新日:2020/08/29
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コロナウイルスの猛威は終わる気配もなく、日本は「コロナ疲れ」などともいわれる状況になってきました。

自粛続きで疲れてしまったというのです。

でも、あえて言いたい。自粛、そんなに嫌ですか?

いま様々な「自粛」が行われていますが、これが一種のニューノーマルとして普通になっていくと、何が起こるでしょうか。

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自粛と断捨離

今回のコロナウイルスによる緊急事態宣言以降の動きで、生活を見直す機会になった方は多いのではないでしょうか。

特に、家の中に閉じこもる生活になるので、その家の中を見直して「モノ」と向き合うことになった方もいると思います。

私も2020年4月〜5月の自粛生活で家に閉じこもりがちになったため、色々とモノの処分を行いました。

たとえば、テレビ。もともと見る方ではなかったのですが、今回はテレビを処分してみました

なくなってみれば、「あれ、なんでテレビ必要なんだっけ」という程度。

テレビがなくなればDVDなども不要になるので、思い切って処分。まぁAmazon Prime Videoとか見ているので、映像メディアから離れたわけではありませんが。

もちろん捨てるばかりではなく、家の中で仕事をする関係でコンピュータ関係の設備は充実させたりもしていますが、基本的にはものが少なくなる傾向にあります。

要は、本当に必要なものと、そうでもないものが見えてくる、とういことです。

それほど必要でないモノは、思い切って処分してしまうと、意外に平気。

むしろ、モノに対する執着が減ってきて気分が良い。

「必要になればいつでも買えばいい」と思うこともできますし、モノが減ると家が広く感じてきて、「こんなに広い家いらないんじゃ」とも思えてきます。

オンラインで済んでしまうものは実物(例: DVD)を持たないという選択肢もあります。

ミニマリストではないので、極端な断捨離はしませんが、それでも処分を続けていくと「こんなに不要不急なものを溜め込んでいたのか」と思います。

また、外食もできないのでレストランに行く頻度も減りました(その代わりお惣菜を買ったりはありますが)。

2020年7月から感染者が激増し、GoToトラベルがトラブル続きなので、旅行も行く気になれません。

こんなことの繰り返しで、生活は質素になってきました。

でも、つまらないわけではありません。

我が家は相当の郊外にあるのですが、通勤しなくなった時間を使って近所を散歩すれば自然も多く、鳥の声や移り変わる景色に新たな発見があるものです。

物質的に質素になっても、楽しいことはあるものだなと、改めて気づきました。

経済にはダメージ

日本経済 予言の書」によると、これは経済に良くないそうです。

消費者としてみんな行動が賢くなり「あんな浪費は必要なかった」とみんなが思えば、消費が縮んでしまいます。

すると、コロナが終息しても消費は元に戻らず、GDPが縮小していく、というロジックです。

「経済は発展するもの」という前提で考えると、非常にまずいわけですね。

みんなが無駄を省いて賢く生活すると経済がシュリンクする、というのは理屈はわかりますが、皮肉なものです。

日本の衰退は、皆が(ある意味)賢くなることでもたらされるのかもしれません。

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