コロナウイルスの猛威は終わる気配もなく、日本は「コロナ疲れ」などともいわれる状況になってきました。
自粛続きで疲れてしまったというのです。
でも、あえて言いたい。自粛、そんなに嫌ですか?
いま様々な「自粛」が行われていますが、これが一種のニューノーマルとして普通になっていくと、何が起こるでしょうか。
自粛と断捨離
今回のコロナウイルスによる緊急事態宣言以降の動きで、生活を見直す機会になった方は多いのではないでしょうか。
特に、家の中に閉じこもる生活になるので、その家の中を見直して「モノ」と向き合うことになった方もいると思います。
私も2020年4月〜5月の自粛生活で家に閉じこもりがちになったため、色々とモノの処分を行いました。
たとえば、テレビ。もともと見る方ではなかったのですが、今回はテレビを処分してみました。
なくなってみれば、「あれ、なんでテレビ必要なんだっけ」という程度。
テレビがなくなればDVDなども不要になるので、思い切って処分。まぁAmazon Prime Videoとか見ているので、映像メディアから離れたわけではありませんが。
もちろん捨てるばかりではなく、家の中で仕事をする関係でコンピュータ関係の設備は充実させたりもしていますが、基本的にはものが少なくなる傾向にあります。
要は、本当に必要なものと、そうでもないものが見えてくる、とういことです。
それほど必要でないモノは、思い切って処分してしまうと、意外に平気。
むしろ、モノに対する執着が減ってきて気分が良い。
「必要になればいつでも買えばいい」と思うこともできますし、モノが減ると家が広く感じてきて、「こんなに広い家いらないんじゃ」とも思えてきます。
オンラインで済んでしまうものは実物(例: DVD)を持たないという選択肢もあります。
ミニマリストではないので、極端な断捨離はしませんが、それでも処分を続けていくと「こんなに不要不急なものを溜め込んでいたのか」と思います。
また、外食もできないのでレストランに行く頻度も減りました(その代わりお惣菜を買ったりはありますが)。
2020年7月から感染者が激増し、GoToトラブベルがトラベブル続きなので、旅行も行く気になれません。
こんなことの繰り返しで、生活は質素になってきました。
でも、つまらないわけではありません。
我が家は相当の郊外にあるのですが、通勤しなくなった時間を使って近所を散歩すれば自然も多く、鳥の声や移り変わる景色に新たな発見があるものです。
物質的に質素になっても、楽しいことはあるものだなと、改めて気づきました。
経済にはダメージ
「日本経済 予言の書」によると、これは経済に良くないそうです。
消費者としてみんな行動が賢くなり「あんな浪費は必要なかった」とみんなが思えば、消費が縮んでしまいます。
すると、コロナが終息しても消費は元に戻らず、GDPが縮小していく、というロジックです。
「経済は発展するもの」という前提で考えると、非常にまずいわけですね。
みんなが無駄を省いて賢く生活すると経済がシュリンクする、というのは理屈はわかりますが、皮肉なものです。
日本の衰退は、皆が(ある意味)賢くなることでもたらされるのかもしれません。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!