Anker PowerConfレビュー 1万円のテレワーク用スピーカーマイクで快適にWeb会議してみた

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  • 更新日:2020/10/24
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テレワークが続いているため、スピーカーマイクが必要になりました。

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安物は買いたくないけど、あまり高いものを買う予算もないので、悩んだ結果、Anker PowerConfを買いました。

精神の仕様は以下の通りです。

サイズ 約124 × 124 × 28 mm
重量 約340g
オーディオ出力 3W
接続方式 Bluetooth / USB-C
通信方式 Bluetooth 5
バッテリー容量 6700mAh
連続通話時間 最大24 時間
入力 USB Type-C 5V = 2A
出力 USB-A 5V = 2.1A
パッケージ内容 Anker PowerConf、USB-C & USB-A ケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書、安全マニュアル、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)、カスタマーサポート
製品型番 A3301011 (ブラック)、A3301031 (ネイビー)

さすがバッテリーのAnkerだけあって、バッテリーの容量はたっぷりで、なんと1充電で24時間も利用できます。

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パッケージを開けるとWeb会議中の大きな写真が。

ベストセラー1位の実力

これ、Amazonでもベストセラー1位(2020年10月現在)になっており、最近すっかり有名メーカーの仲間入りを果たしてしまったAnkerの製品なので期待が持てます。

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パッケージに同梱されているのは、本体、ケースとUSBケーブルとシンプル。

本体の見た目もシンプルです。

メタルな質感で、安っぽさはありません。

重さは実測で339gでした。バッテリーのせいか、数値よりもずっしりした質感です。

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前面には電源スイッチとBluetoothのペアリング用スイッチ。

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背面には写真右から電源兼USB入力となるUSB-Cポート、外部音声出力、そして電源出力用のUSB-Aポートがあります。

そう、このスピーカーはモバイルバッテリーとしても使えるのです。

Web会議システムですが、私はZoomやSkype、Microsoft Teamsで使っており、特に問題なく使えています。

良いところ

スピーカーの音質ですが、声は大変クリアです。

マイクは本体周囲に6つ搭載されており、どこから話しても声を拾ってくれます。

私の場合は一人で使うのであまり関係ないといえばないのですが、どの向きに設置しても良いのはありがたいです。

低音もよく響くので、Web会議で相手の音声が聞き取りにくいと言うことは皆無でした。

ちなみに音楽を聴くのにはあまり適しません。

ちゃんと音は出ますが、音質が音楽向きとはいえない感じでした。モノラルですし。

このあたりは無理して使うことはないのでしょうね。

話し声は先方にはクリアに聞こえています。

当然ながらエコーキャンセラー内臓です。

本機導入前の私の環境ではマイクとスピーカーが分かれていたため、相手側にエコーがひどく迷惑をかけていたのですが、そういうことはなくなりました。

操作系ですが、ボリュームボタンがあり、音量が変更できます。このボタンはMac本体のボリュームをコントロールするようになっていました。

ミュートボタンがあるのもポイントが大きいです。

ミュートした時にボタンの周囲にある部分が赤く光るので一目でミュート状態であることがわかります。

IMG_9597.jpg上の写真は光の関係で赤色が薄いように見えますが、実際にはもっとはっきりしています。

家庭音などが入らないよう気を遣うので、助かります。

今回はUSBで使用しましたが、バッテリー内蔵で、Bluetooth接続することによりワイヤレスで使用することもできます。

容量は6,700mAhとけっこうな容量で、前述のようにモバイルバッテリーとして使うことも可能です。

スマホに充電しつつ会議するなど、出先で使う人には便利かも。

イマイチなところ

続いてイマイチなところ。

ミュートボタンが本体上面の真ん中にあります。

どの向きからでも押せるようにという配慮なのでしょうが、もともとタッチセンスのボタンな上、周囲に音量ボタンや再生ボタンなどがあるので、押し間違えないかと瞬躊躇します。

実際に押し間違ったことはないのですが、再生ボタンは開いているブラウザのYoutubeなどを再生してしまうので、ミュートしようとしてなんか再生しちゃったりということが起こり得ます。

あと、ミュートがパソコン側で動いているソフトと連動しません。

例えば、私はZoomやMicrosoft Teams、Skypeといったソフトウェアを使うのですが、スピーカーマイクのミュートボタンを押しても、それらのソフトがミュート状態になるわけではなく、スピーカーマイク本体のみがミュートになります。

ちゃんとミュートになりますし、赤く光ることでミュート状態がはっきりわかるので何か問題があるわけではないのですが、連動してくれた方が気分はいいですね。

それから、電話ボタンがあるのですが、正直これが何の役に立つのかわかりません。

押してもTeamsに入ったり抜けたりしないのですよね。

iPhoneとかと連動するのかもしれませんが、そこまで試していません。

というわけで、本来持ち運びで最大の威力を発揮するのかもしれませんが、私は自宅で使っています。

Macに接続し、これまで1ヶ月ほど、ほぼ毎日使っていますが、もう手放せません。

ヤマハのYVC-200Bと迷ってこちらにしましたが、価格が半分以下で性能的には十分と感じます。

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