コロナ禍で久しく海外に行くことが叶いません。
せめて、写真で気分だけでも味わってください。
ロンドン・ヒースロー空港でANAに乗って日本に帰るとき、ターミナル2からサテライトまで無茶苦茶長い渡り廊下があります。
途中は動く歩道でつながっていますが、それでも結構な時間がかかるので、旅行者を飽きさせないためか、ヒースロー空港の歴史がパネルになっています。
遠い遠いサテライトへ
ヒースロー空港のターミナル2。
この近所から飛んで行く飛行機もありますが、我らがANAは外様のせいか(?)、遠い遠いサテライトからのフライト。
しかも、よく空港で見かける無人運行の電車などの交通はなく、自分の足で移動する必要があります。
B31〜B49はこちら。ANAは通常B46かB47あたりから出発します。
長い旅の始まりです。
ここを延々歩きます。
左側に歩く歩道...じゃなくて動く歩道があります。
ちなみに一方向のみ。サテライトに行ってから「買い忘れ!」とかで戻るときは動く歩道のアシストも期待できません。
時間旅行へ
かなり長いトンネルなので、飽きさせないためか、時代ごとのパネルが展示されています。
古い時代から順に並んでいるので、ちょっとした時間旅行の感覚です。
1940年代。といっても写真は1946年と戦後です。
テントと、電話ボックス?
こんなバラックにもなっていないテントがチェックインだったり待合室だったりしたのでしょうかね。
1940s Air Canada flight attendants
エアカナダのアテンダントさんたち。飛行機がプロペラ機です。
1950s The Coronation of Queen Elizabeth II
エリザベス2世女王の戴冠は1953年です。あれから66年も経ちました。
戦後ヒースロー空港が民間空港として開港したのが1946年だそうなので、ヒースロー空港の歴史はほぼエリザベス2世女王とともに歩んできたことになります。
これ誰?
ていうか、後ろはJAPAN AIRLINESですね。
この頃から乗り入れていたようです。
途中にはスクリーンもあり、当時の様子が動画で流れています。
が、動く歩道に乗っているとずっと見ていられません。
1964 The Beatles arrive at London Airport
ビートルズってもともとイギリスのバンドなのに、ヒースローに来たのが珍しいのかな?
1960s
ユニオンジャックが天井に描かれたMINIは以前結構見ましたが、最近どうなんでしょうか。
ビートルズです。
1970s
70年代に突入。
コンコルドです。
初飛行は1969年、就航開始は1976年です。2000年に墜落事故があり、2003年11月26日にヒースロー空港に着陸したフライトを持ってその歴史を閉じました。
1985年7月13日、アフリカ難民救済を目的として20世紀最大のチャリティーコンサートが行われました。
1981年7月29日に行われたチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式。
エリザベス2世女王の表情が微妙な1枚。
2003 Concorde makes final touchdown at Heathrow
上述したように、コンコルド最後のフライトは2003年11月26日でした。
1990s Star Alliance formed
スターアライアンスは1997年にエアカナダ、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、タイ国際航空の5社で設立されました。
ちなみにANAの加盟は1999年です。
...誰でしょう?
ここに見えているのはロンドンアイとウェストミンスター宮殿ですね。
2006 First UK landing of the Airbus A380 into newly built pier at Terminal 3
総2階建てのエアバスA380がやってきた。
最初はシンガポール航空でした。
2010s
この10年期の最初のビッグイベントは2012年のロンドンオリンピック。近代オリンピックが始まって3度目、最多の開催です。
ヒースロー空港のターミナル2は"Queen's Terminal"という名前がついています。
2014年6月4日にオープンしました。
これで時間旅行は終了です。
長かった〜。
到着
トンネルを抜けると、そこはエスカレーターだった。
あまり人はいません。
お店も少ないので、ラウンジにこもるのでなければメインターミナル側でお買い物は済ませるのが吉です。
ではでは。
匿名
画面が真っ暗、でもカーソルは出てる状況。
探して、ここにたどり着きました。
パスワード入力で、復活!
修理に出す寸前でした。ホントにありがとう!