浴室ドアのパッキンを交換する(日立ハウステック)

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  • 更新日:2021/10/23
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浴室ドアのパッキンがボロボロになってしまったので、交換しました。

同じことに困っている方もいると思うので、備忘録です。

あれってなんていうの?

問題のブツはこちら。

IMG_6010.jpg上の写真のゴムみたいなやつ。なんか既に一部外れてビロビロしています。

まず、「これ」がどんな名前か調べました。

こいつの名前は、

下枠タイト材

というそうです。

型番探しに一苦労

次に、この下枠タイト材の型番を調べてそれを入手しようと思ったのですが、それに一苦労でした。

浴室のマニュアルを見たら、このバスルームは

日立ハウステックGZシリーズ

框戸(かまちど)段差17mmタイプ

であることが判明したのですが、Web上にはあまり情報がなくだいぶ探しました。

ちなみに、バスルームの扉には「折戸」と「框戸」があります。Web上の情報はあってもほとんどが「折戸」で「框戸」のことはあまり出ていないのでした。

このバスルーム自体が15年くらい前のもので、既に製造していないものだということもあるのかもしれません。

下枠タイト材そのものの扱いは楽天とかでもあるのですが、写真や詳細がないため、合うものかどうかがわかりません。

楽天の下枠タイト材を見てみる

結局この段階では型番がわかりませんでした。

剥がすのに一苦労

情報がなければ現物から情報を得よう、ということで、ドアにくっついているタイト材を剥がしてみるのですが、これがまた一苦労。

タイト材は白い部分に黒い部分がくっついているのですが、普通に引っ張ると白い部分が黒い部分から切れてしまうのです。

IMG_6008.jpg 見苦しい写真ですみません...

黒い部分はドア枠の隙間に埋まっているので、きちんと引っ張り出してあげなければいけません。

だいぶ苦労して、なんとか引っ張り出しました。

サイズを測る

悪戦苦闘の結果引っ張り出したタイト材を、ノギスで計測しました。

measurement.png

なぜ計測したかというと、Web上のカタログでは上の写真にあるようなサイズが出ているためです。そのものがなくても、近しいサイズのものを買えばなんとか入るだろうという目論見です。

とはいえ、上の写真にあるように、黒い部分は「矢印型」になっており、ここが枠の隙間にはまりこむようになっているため、この部分のサイズが大幅に異なるとうまく入らないでしょう。

あと、タイト材の幅は700mm、ドア枠の幅は750mmというのも計測しておきました。

これだけ測って、近いものを探しました。

高い...

その結果、WLPA-PT2360が近いことがわかりました。ただ、これは折戸用と書いてあります。

そして、価格は5,000円近く! 送料も1,000円くらいかかるので、単なるパッキン(失礼)にしては随分なコストです。

他に探して、近いサイズのものを探したところ、WY0562が「黒い矢印」の部分のサイズが近いことがわかりました。

価格は1,000円ほど、送料も700円と安いのですが、白い部分が少々大きく、切らなければならないかもしれません。

いずれにしても、完全に純正のものかわからないところで買うのはリスキーです。

問い合わせてみる

ここにきて、メーカー問い合わせすればいいのではないかと思い出しました。

ハウステックのWebページを見ると、パーツの問い合わせページがあるではないですか。

ちなみに、ハウステックは2012年にヤマダ電機の100%子会社となっているようです。

問い合わせたところ、住所によって仕様が異なるので、正確な住所が必要とのこと。

住所を伝えると、タイト材を含む部材のパーツリストと、交換要領書まで送っていただきました。

住所ごとに、そこに入っているモデルと型番、案件番号まで管理されているようです。

利用者自身による交換は想定しておらず、あくまで自己責任とはなるが、部材の購入は可能とのこと。

かんじんの型番ですが、

WLPA-PT2360

でした。

上で見ていた型番でよかったんですね。結局折戸も「框戸」も型番は一緒だったというオチでした。

で、ハウステックさんのオンラインショップで購入が可能とのことです。

バスルームの型番や案件番号があるとユーザー登録して1割引で購入できる、ということで、早速登録して1割引で購入しました。

価格は2618円のところ、1割引で2365円でした。しかも送料込み。

結論から言うと「メーカーに問い合わせろ」ということでした。

つけてスッキリ!

3日ほどで商品が届いたので、つけてみました。

まず、古いタイト材を全部剥がします。

IMG_6049.jpg

古いタイト材と新品比較。古いものは途中で切ったので少し短いのと、裂けています。

そのあと、ドアを外し、できるだけ掃除をします。下の写真は掃除後、タイト材をつける前です。

IMG_6052.jpg

あまり綺麗になっていないようにも見えますが、経年もありこの程度で限界でした。

そして、新しいタイト材をつけると下の写真のようになりました。

IMG_6053.jpg

サイズもぴったり、手で押し込むだけでぴったりハマりました。

さすが純正!

同じ問題でお困りの方はぜひメーカーに問い合わせてみましょう。

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