第二種電気工事士を満点合格する勉強法: 1000円で合格する筆記編

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  • 更新日:2022/03/06
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私は令和3年度下期の第二種電気工事士を受験し、無事免状を取得しました。

筆記試験については満点で合格していますが、教材には約1,000円しか使っていません。

基本オンラインにある情報で勉強できるのです。

まもなく令和4年度第二種電気工事士試験の申し込みが始まります(執筆時点)。

同じようにこれから第二種電気工事士を目指される方の参考になったら幸いです。

買うものは一つだけ

私が筆記試験を受けるにあたって買った教材は一つだけでした。

すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問

電気工事二種の筆記試験は過去問がそのまま出る割合が比較的高いです。

私が受けたとき(2021年下期)も大部分が過去問と同じか、数字が違う程度の問題です。

完全に新しい問題だったのは5問もなかったと思います。

すなわち、過去問がバッチリであればほぼ合格するのです。

その過去問を8年分網羅したのが上記の本です(ちなみに2021年度版の本は10年分収録されていました)。

第1ステップ: 理論はここで学ぶ

上記の過去問を完璧にするために、まずは理論を学びます。

私はホーザンさんにお世話になりました。同じようにした方も多いと思います。

最初は何が何だか、という状態でしょうから、まずは

第二種電工試験の虎

で学びます。

筆記試験対策の動画が出てますから、全部見て、問題をやります。

たとえば、最初の単元、配線図記号1は以下のようになっています。

hozan_web1.jpgまずはここにある動画を見ます。

電工二種受験者の間では有名なホーザン山内さんの動画です。

見終わったら、ページの下の方に問題がありますので、これをやります。

これを、全ての単元についてやります。

これだけでも合格するための基礎力は十分つくと思います。

第2ステップ: 問題集をやる

第1ステップが終わったら、問題集をやりましょう。

ここで、わからない、解けない問題が出てくると思います。そこは本に解説があるのでそれを見るのですが、私の場合はそれに加え、関連事項を調べてメモしました。

たとえば、頻出の電線の許容電流に関する問題が出てきて覚えていなかったら、その値を調べて以下のようにメモをしました。

単線 1.6mm/27A, 2.0mm/35A, 2.6mm/48A, 3.2mm/62A
より線 2mm2/27A, 3.5mm2/37A, 5.5mm2/49A, 8mm2/61A

調べるのにはこちらにお世話になりました。

電気の資格とお勉強

上記の電線の許容電流も、まとまっています。

ちなみに、図面記号はこちらにお世話になりました。

よく使う電気設備の図面記号186選

ポイントは上記のページを見て満足するのではなく、自分専用の勉強ノートを作ることです。

ノートは手で書いてもパソコンでメモしても、自分の好みのやり方で良いでしょう。

私はMacの「メモ」を使いました。最終的にはこのメモがコンパクトな試験知識の塊になりました。

上記をしながら問題集を一周する頃にはかなり理解してきます。

ただ、複線図については次のステップでやるので、この段階ではやらなくても大丈夫です。

第3ステップ: 複線図

複線図に苦手意識のある方は多いと思います。

こちらは第二種電工試験の虎から、複線図の書き方にお世話になります。

技能試験対策となっていますが、筆記試験でも見ておいた方が良いです。

次に、技能試験候補問題の複線図を描けるように練習します。

執筆時点で最新の令和4年度の候補問題はまだ解答が出ていないため、模範解答がでている令和3年度版で練習すると良いと思います。

ここまできたら、最後に筆記過去問の本にある複線図問題が解けるようになるでしょう

勉強期間は2ヶ月くらい

以上の勉強を、2021年9月〜10月の2ヶ月で行い、合格しました(試験日は2021/10/24でした)。

なお過去問題および解答については、電気技術者試験センターからも公開されていますので、上記の過去問の本を無理に買わなくても勉強は可能です。ただ、本では問題が種類別に整理されていたり解説がついていたりするので、あると便利です。

また、電気技術者試験センターからの過去問は試験直前の模擬練習に取っておく、という使い方もできます。私も実際、模擬練習は試験2週間前くらいからはじめました。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

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