水戸一高百年史について
(from 高丸さん:S51卒)
「創立120周年を迎えて 水戸一高の歴史を振り返る」
本年、母校水戸一高は創立120周年を迎え、
11月21日(土)には茨城県民文化センターを利用して記念式典が挙行されます。
従いまして、
1978(昭和53)年に創立100周年記念式典や知道会館竣工式が行われてから20年、
1988(昭和63)年に知道会主催創立110周年記念式典が行われ、
翌年からの生徒海外派遣事業(インドネシア)が開始されてから
10年の歳月が流れたことになります。
そこで、創立120周年という機会を利用して
母校水戸一高で過ごした数年間を思い出し、
母校の歴史を見つめてみるのはいかがでしょうか。
1878(明治11)年10月2日、
水戸市滝岡町(現在の水戸市金町、水戸気象台の場所)に
茨城師範学校予備学科として産声をあげてからの120年は、
水戸中学・水戸一高に学んだ者すべてに
何らかの形で深い影響を与えて続けているのではないでしょうか。
御存知の方も多いと思いますが、
創立100周年記年事業の一環として「水戸一高百年史」が編纂され、
その後も母校の資料係が「水戸一高年表」を作成してきました。
これらは一般には販売せず、
校内で生徒・奨学会会員と卒業生のみを対象に頒布してきましたので、
未だ入手してない方もおられるのではないかと思います。
そこで、
「水戸一高百年史」(別冊「水戸一高年表」を含む)の内容を簡単に紹介いたします。
- 第一編 水戸中学の誕生と発展
- 序章 近代教育の始まり
- 第一節 水戸の風土と歩み
- 第二節「学制」と茨城の教育
- 第一章 草創のころ
- 第一節 創立・茨城師範学校予備学科
- 第二節 揺籃期の中学
- 第三節 「臣民」教育の浸透
- 第二章 尋常中学から水戸中学へ
- 第一節 茨城県尋常中学校の充実
- 第二節 知道会と「水中」
- 第三章 水中教育の確立
- 第一節 校風の刷新
- 第二節 教育の充実
- 第三節 同盟休校事件
- 第四章 学園の安定
- 第一節 学園の再建
- 第二節 運動部の活況
- 第三節 大正・昭和の歩み
- 第五章 軍国教育の胎動
- 第一節 軍事色増す教育
- 第二節 転換期の学園
- 第三節 査閲やり直し事件
- 第六章 戦時体制の下で
- 第一節 消されゆく校風
- 第二節 太平洋戦争の渦中へ
- 第三節 決戦体制下の日々
- 第七章 軍国教育の崩壊
- 第一節 産業戦士となりて
- 第二節 教育の荒廃と敗戦
- 第二編 新生水戸一高の歩み
- 第一章 敗戦と新教育への動き
- 第一節 民主化政策と六三制
- 第二節 旧七三部隊のころ
- 第三節 水戸中学の終幕
- 第二章 水戸一高の誕生
- 第三章 水戸一高の成長
- 第一節 学校生活の充実
- 第二節 激動する学園
- 第三節 自主自立への改革
- 第四章 通信制の歴史
- 第一節 発足から成長へ
- 第二節 移転問題から廃止まで
- 第五章 戦後の部の歩み
- 第六章 創立百周年を迎えて
- 第一節 水戸一高の現状
- 第二節 新たなる発展を求めて
- 別冊 「創立110周年・水戸一高年表(昭和53年11月〜昭和63年10月)」
この「水戸一高百年史」(別冊「創立110周年・水戸一高年表」を含む)
を希望される方は、母校事務室で購入されるか、現金を添えて申し込んでください。
事務室で購入される場合は「5,900円」ですが、
郵送を希望される場合は送料520円が加わりますので「6,420円」となります。
申込み先
〒310-0011 水戸市三の丸3-10-1
茨城県立水戸第一高等学校
TEL 029(224)2254 FAX 029(225)5694
'98/7/22
120周年記念式典について
(from 高丸さん:S51卒)
1998/11/21(土)に水戸の県民文化センターで記念式典を行います。
全校生徒の他、教育関係の招待者、OB等で1,500名程度を予定しています。
- 9:30〜10:30
- 式典
- 10:50〜12:00
- 講演 松野太郎氏(S28卒)
日本学士院賞受賞、現 地球フロンティア研究システム長
その後、12:30〜14:30に京成ホテルで知道会主催の祝賀会があります。
詳しい事は10月発行の知道会報に案内が載ります。
出席連絡用の葉書も同封するそうです。
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